ケーキを食べるときに使う食器といえば、フォークですね。
スプーンを使って食べることもあるかもしれません。
一口ずつ食べるたびに口の中に甘い味が広がります。
一口サイズに小分けしながらちびちび食べると、幸せな気分になりますね。
もちろんフォークやスプーンを使うのもいいですが、ここで新しい提案です。
ケーキの可能性を高めるために、ぜひ試してみてほしい面白い食べ方があります。
手づかみで食べてみましょう。
大胆な食べ方ですが、あなたも幼い子どものころ、手づかみで食べていた時期があったはずです。
まず手をよく洗いましょう。
石鹸やハンドソープを使ってきれいに洗ったら、手でケーキを直接つかみ、ぱくっとかぶりつきます。
すると、不思議なことが起こります。
「あれ? こんな味だったかな」と思うに違いありません。
食べ慣れたはずのケーキが、いつもと違った味に感じてくるでしょう。
食べ終わった後も普段とは違った余韻が楽しめるはずです。
ケーキは、フォークで食べなければいけないルールはありません。
ぜひ、たまには手づかみで食べてみてください。
もちろん外食のときはNGですが、自宅で楽しむならまったく問題ありません。
ちょっと行儀は悪く見えるかもしれませんが、たまにはこういう食べ方もありです。
プライベートで楽しむならぎりぎりOK。
手が汚れても、食後に洗えばいいことです。
ケーキを手づかみで食べると不思議な感覚を楽しめます。
生クリームといい柔らかい生地といい、触れたときの感触に興奮して一気に引き込まれるでしょう。
ケーキの柔らかい感触が指先から伝わることで新しい体験ができます。
手づかみで食べれば「味覚」だけでなく「触覚」も加わって、新しい感覚を味わえるのです。
フォークで食べるイチゴケーキと手づかみで食べるイチゴケーキは、もはや別物です。
同じイチゴケーキでも、それぞれ違った味わいを感じるでしょう。
「ケーキはフォークで食べるもの」という概念をぶち壊してください。
手づかみでケーキを食べて、新しい食体験を楽しんでみましょう。
手づかみによって新しい味わいを引き出せます。
手づかみは、新しい味を知るための扉です。