お金も性も、誰もが一度は触れる必要な知識です。
にもかかわらず、学校では積極的に触れようとはせず、むしろ顔を背ける傾向があります。
お金や性の話を先生に言うと「子どもがそんなこと言うものではありません」と叱られます。
お金や性について、真っ向から立ち向かって教えようとしません。
特に日本の場合、お金の話をすると、どうも嫌な顔をします。
性教育も同じです。
たしかにお金は人の欲が絡みますし、性教育はいやらしい面があるのもたしかです。
しかし、お金も性も、人間が生きていくためには欠かせないことです。
学生時代でも、最低限の勉強は必要です。
学校で勉強の機会を与えてくれなかった状態のままでは、社会に出たとき、苦労します。
「もっと早くにお金の苦労を知っておけば」と思うのは「もっと早くに勉強しておくべきだった」と思う証拠です。
苦労は、早くにするからいいのです。
たしかに苦しいことですが、早くに経験すれば、早いうちから対策や知恵が身につけられます。
また、学校で教えてくれないなら、自分から積極的に勉強する機会を作りましょう。
あなたがまだ学生なら、一人暮らしをしたり、アルバイトをしたりするのは、いい経験です。
学校では学べない貴重な体験ができるはずです。