お金持ちに共通していることは、節約を心がけている点です。
それは「必要、不必要」のラインをしっかり引き、衝動買いや見栄や周りに流されるといった買い方をしないということです。
節約が癖になると、お金が不要に流れ出ることはなく、有効活用ができるのです。
しかし、節約とはいえ、お金の出し惜しみをする点としない点の区別をしておかなければなりません。
お金を費やすべき点で、出し惜しみをすると、お金がうまく活用されません。
それが「人との関係」です。
人との関係とは「友人関係」「家族関係」「親戚関係」「職場の人間関係」などです。
人間関係にお金を出し惜しみすると、後から悔いる思いをするでしょう。
人間関係にお金を出し惜しみすると、人との関係にひびが入ってしまうことがあります。
ひびが入ってからでは遅いです。
普段から、人間関係には十分配慮する必要があります。
もちろんすべての人に力を入れるわけではなく、特にお世話になっている人には、しっかりとお金を使いましょう。
年賀状やお歳暮、はがき、電話代には、ある程度のお金をかけるほうがむしろいいのです。
私の母の年賀状は必ず手書きであり、お礼の電話は遠方でも電話代を気にせずかけるようにしています。
年末は年賀状を書くのに必死になって書いています。
お礼や感謝を忘れると、よい年明けが迎えられません。
「今年もよろしくお願いします」と一筆書くことは、人との関係をよくし、人に対して投資をしているということになるのです。
世の中には、お金の出し惜しみしてはいけないことがあることを知っておきましょう。