「風邪を引いたくらいで学校を休むな」
私は小さなころから、父からそう言われてきました。
体調が悪いときに「学校を休みたい」と母に言うと、父が横から「ダメだ」と一言です。
そんな厳しいことを言うほどの父でしたから、本人は当然のようにめったに会社を休みませんでした。
というより、めったに体調が悪くならないほどの「鉄の体」を持っていました。
どういうわけかいつも健康で、病気や具合が悪くなることは、子である私でさえも思い出せないほどめったにないことでした。
また多少体調が悪くても、根気で会社に行ってしまいます。
父が会社を休むなんて、これまでの人生で数える程度の回数しかありません。
今思えば、この「健康」のおかげで治療費や入院費にお金を使うことがなく、知らぬ間に節約をしていたということです。
病に倒れれば入院に大きな時間とお金をとられてしまい、生活がつまずいてしまいます。
実際、健康運は金運と大きなつながりを持っています。
お金を稼ぐときには体があってこそ会社に出社できたり、仕事ができたりするわけです。
まさにお金稼ぎは、体が資本です。
健康であるほど、それだけしっかり仕事ができることは言うまでもありません。
健康はお金を稼ぐための土台だということです。
健全な肉体は「時間」と「お金」を節約しているということになるのです。