執筆者:水口貴博

お金持ちになる30の習慣

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節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。

節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。 | お金持ちになる30の習慣

お金を上手にためていくことには、日々の「習慣」こそが重要です。

一時的な考えではなく、当たり前の習慣として体に染み込ませておかないと、長続きがしないのです。

「1週間だけ節約しよう」と期間や制限を決めてしまう人は、決まってお金が貯まりません。

1週間という我慢がちびちびとたまり、予定の期間が過ぎれば今度はリバウンドとして跳ね返ってきます。

1週間分のストレスを発散させるように、どんとお金を無駄遣いするのです。

これではせっかくの節約も何にもなりません。

一時的な我慢ではなく、当たり前の日々の習慣にしてしまわないと、お金は本当にたまっていかないのです。

「よし! 節約だ!」と意気込む人より「節約は当たり前」と、落ち着いている人のほうが、お金は貯まります。

私の母は、昔から徹底的な節約ぶりでした。

『もったいない』という歌でも歌っているかのように、何かあるたびにもったいないとぶつぶつ言うのです。

もらえるものはもらったり、買い物に出かけるときには必ず部屋の電気は消したりすることは当然のようにします。

私が部屋にいないときに電気をつけっぱなしにしていると「もったいない」と言って、勝手に部屋に入り込み、消します。

この習慣は、今でも変わりません。

話を聞くところによると、どうやら昔一人暮らしをし始めたくらいから意識をするようになったとのことです。

「一人暮らしをしていると、お金のことばかりが気になってね。

お金のことを強く意識するようになったのよ。

そのころから自然と節約が癖になり、今では習慣になってしまった」。

その昔、まだ私が生まれる前、母にはお金に関して強く意識をする時期があり、そのころから癖になっていったとのことです。

お金で苦労をした一人暮らしの経験が、母にお金に対するシビアな意識を持たせたのです。

お金を貯めるためには、特殊な技や技術は不要です。

当たり前のこつこつした節約を習慣にしていくことで本当の節約ができるのです。

お金持ちになる習慣(14)
  • 節約を「習慣」にする。
親の勤勉さは、子に移る。

お金持ちになる30の習慣

  1. お金も性の勉強も、全然足りない。
  2. お金持ちには、お金に関する「習慣」がある。
  3. 徹底的な節約は、お金持ちになる基本。
  4. お金持ちになれても、家庭崩壊では意味がない。
  5. お金の節約はしても、人間関係まで節約をしてはいけない。
  6. 見るだけ・聞くだけなら、無料。
  7. 買い物は、できるだけ現金で買うほうがいい。
  8. チャンスはお金をかけないと、生かしきれない。
  9. お金の自慢は、身を滅ぼす習慣。
  10. 状況に応じて、共働きをする。
  11. 楽観的な性格は、お金にも愛される。
  12. 健康であるということは「時間」と「お金」を節約しているということ。
  13. 夫婦仲の良さは、お金を稼ぐための土台になる。
  14. 節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。
  15. 親の勤勉さは、子に移る。
  16. お金を使った分だけ自分に返ってくる。
    よい影響も、悪い影響も。
  17. 一流に触れるほど「文化度」が高まっていく。
  18. お金と親友。
    どちらが貴い存在なのか。
  19. お金持ちは、楽をして稼ごうとしない。
  20. 成功している人は、好きなことを仕事にしている。
  21. お金の管理は、2人でするより、1人が代表して行うほうがいい。
  22. 自給自足で、健康と節約が手に入る。
  23. お金は、使えば使うほど増える。
  24. 家族旅行でけちってはいけない。
  25. 「長期的な視野」と「短期的な視野」を持って、お金と接すること。
  26. お金が目的になってはいけない。
    お金は単なる手段。
  27. ウインドーショッピングだけなら、お金は必要ない。
  28. お金のかからない習慣を持とう。
  29. 自分から、先に与えること。
    人に与えることで豊かになる。
  30. けちっていいものと、いけないものがある。

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