執筆者:水口貴博

気持ちを整理する30の方法

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体は動いても、気持ちがないと動けない。

体は動いても、気持ちがないと動けない。 | 気持ちを整理する30の方法

不思議なことに人間は「動けない」というときがあります。

けがをして動けないときのことを言っているのではありません。

「やる気が出ないから動けない」ということです。

「体は健康であるにもかかわらず思うように動かせない」という不思議な状態です。

私たち人間が行動するときには「体」そのものが問題なのではなく、実は「気持ち」の問題なのです。

「できない」「やれない」「できるわけがない」というほとんどの理由が、単に「やる気がない」という気持ちの問題です。

私たちは、学校で「体育」という授業を受けます。

鉄棒で逆上がりをしたり、マラソンや飛び箱で体を動かしたりして健全な発育を目指します。

しかし、大人になるにつれて、いくら体が自由に動かせるようになったとしても、気持ちがないと動かないのです。

学校では「体の動かし方」という体育の授業はあっても「気持ちの整理の仕方」という気持ちの授業はありません。

そのため気持ちがコントロールできないまま大人になります。

将来自分のやりたいことを実現するための行動力が出ない貧弱な人間になってしまうのです。

行動力とは、体力より気持ちの問題です。

大切なことは「体」ではなく「気持ち」です。

気持ちがあれば、多少の障害が体にあったとしても体は動きます。

しかし、いくら健康でも、気持ちがなければ体は動かないのです。

両手両足のない乙武洋匡さんは、五体満足の私たちよりよく動き、スポーツジャーナリストとして活躍しています。

目も耳も声も出せなかったヘレン・ケラーは、猛勉強の末、ハーバード大学に合格し、世界の平和のために貢献しました。

体そのものが問題なのではなく、気持ちの問題なのです。

気持ちを整理する方法(2)
  • 体を鍛えるより、気持ちをコントロールできるようになる。
他人の言葉はコントロールできないが、話題なら、コントロールできる。

気持ちを整理する30の方法

  1. 難しい、気持ちの整理。
  2. 体は動いても、気持ちがないと動けない。
  3. 他人の言葉はコントロールできないが、話題なら、コントロールできる。
  4. 人間関係は結婚と同じ。
    好きな人と一緒でなければ、ハッピーになれない。
  5. 人間関係は、損得で選ばない。
    一緒にいて楽しいかどうかで決めること。
  6. 元気になれるお金の使い方なら、それでいい。
  7. 自分で自分を振り返ると「発見」や「気づき」がある。
  8. 気持ちは抑えたら吐き出さないと、ストレスになる。
  9. 「絶対」と考えると、気持ちががちがちになる。
    「適当に」と考えたほうが、リラックスできる。
  10. 「不安」があるなら、なくなるまで練習をすればいい。
  11. 体を動かさない時間と動かす時間を、交互に作ろう。
  12. 評価はあって、ないようなもの。
  13. 「迷い」が生じたときは、前に出ればいいだけ。
  14. 動けば動くほど、気持ちに整理がつく。
  15. 買い物をするときには、1人で行こう。
  16. 元気の出る生き方が、一番幸せな生き方。
  17. 大事な場面には、歯を食いしばるのではなく、息を吐く。
  18. 自制心を失っている興奮状態は、時間を置けば元どおりになる。
  19. 態度は変えてもいい。
    しかし、性格までは変えないこと。
  20. 「してはいけないこと」ばかりを考えていると、何もできなくなってしまう。
  21. 忘れるほうがいい。
    忘れないと、気持ちの整理ができなくなる。
  22. 好きだからうまくなれる。
    好きだという気持ちこそが「才能」である。
  23. 「期待に応える」という束縛から、解放されよう。
  24. 悪いことより、良いことを先に考えよう。
  25. 面白くないことを、どうすれば楽しめるかと考えよう。
  26. 好きなことをやっていたほうがいい。
  27. 問題をクリアにするだけで、気持ちも一緒に整理される。
  28. 時にはきちんと涙を流す。
  29. 気持ちの整理は、1人にならないとできない。
  30. わからないことは「わからない」という答えが一番正しい。

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