私は、自分と合わない人とは関わりを持ちません。
人間関係の本も書いているためか「水口さんは優しいんでしょうね」と言われることがありますが、人によります。
私にももちろん苦手な人はいますし、そういう人とはできるかぎり関わりをもたないようにしています。
人によっては、驚くほど冷たく接するときもあるくらいです。
私もこれ以上関わりたくないし、一緒にいても気分が落ち込むだけだと思ったときには、逃げるようにその人を避けます。
視界に入れば、走って逃げます。
たしかに人間関係は大切だという言葉はよく耳にします。
いつも好きな人といれば、それだけハッピーな気分でいられるし、嫌いな人と一緒にいると不快な気持ちになります。
単純なことですが、これほど重要なこともありません。
私はただ、自分の人間関係も自分でコントロールし、自分の感情も同じくコントロールするようにしています。
決して人間が嫌いなわけではなく、むしろ人間関係を大切にするからこそ、そうしているわけです。
人間関係において付き合う人を選ぶとは、単なるきれい事ではなく、人生に直結した重要なことです。
結婚する人に、誰が嫌いな人を選びますか。
嫌いな人と結婚しても、毎日がつらく気分が落ち込むだけで、家庭崩壊は時間の問題です。
考えも趣味も合わない人とずっと一緒にいたら当然、すれ違いは起こってしまうのです。
喧嘩も多発し、いざこざばかりになってしまうでしょう。
一般の人間関係もそれと同じように、嫌いな人とばかり付き合う人生は、つらいばかりの人生になります。
極端に言えば、人間関係も結婚と同じです。
幸せな人生にするためにも、自分で相手を選ぶことです。
気の合う人といれば毎日が楽しくなるし、気の合わない人と一緒になれば毎日がつらくてたまらなくなります。
ハッピーの度合いは、人との関係に大きく関わりを持っているのです。