お金は、その人を幸せにするために存在します。
大切なことは、お金を使った後に元気になれるかどうかです。
使えば使うほど元気が出てくるお金の使い方なら、自分の幸せの一部になっているということです。
自分ではコントロールしにくい感情や気持ちを、お金の力で、ある程度コントロールするということです。
私の友人に、競馬が大好きな岡田君という友人がいます。
競馬も一種のギャンブルですから、時には大損をすることもありますが、岡田君はどういうわけかいつも元気です。
勝ったときも「わはは」と笑い、負けたときも「わはは」と笑います。
ギャンブルで使うお金も、そのお金で元気になれるなら、意味があることです。
友人は、儲けようとしているのではなく、競馬独特のはらはらどきどき感を味わうためにお金をかけて競馬をしていると言います。
お金で元気を買っているということです。
人によってはそのギャンブルで使うお金も本人のハッピーにつながっていることを知っておかなければなりません。
世間ではギャンブルに関してはあまりいい話は聞きませんが、一概にそうとも言えないのです。
人によっては元気を買っている行為になっています。
大儲けにはつながりにくいですが、お金で高揚感や幸福感が得られれば、意味もあります。
お金そのものが問題ではないのです。