ラスベガスといえば、ギャンブルの町です。
もともとは砂漠だった町ですが、人工都市としても有名です。
人を集めるための苦肉の策として、州がギャンブルを公認して、賭博関係の施設を数多く作り上げました。
今では世界的な歓楽地になり、世界中からギャンブル好きが集まっています。
夜遅くまで、大金が飛び交う眠らない町。
まさに「砂漠の中の不夜城」です。
私がラスベガスへ旅行に行ったときのことです。
家族と一緒にギャンブルを楽しんでいる人もいましたし、恋人とギャンブルを楽しんでいる人などさまざまでした。
初心者には、取り組みやすいスロットマシン。
ディーラーを相手にテーブルで繰り広げる「ブラックジャック」や「ルーレット」。
さまざまなギャンブルゲームがありました。
ホテルのギャンブル場の様子を見ようとうろうろしていると、ひどく落ち込んでいる人を発見しました。
それは、一目で「賭けに負けて大金を失ったのだな」とわかりました。
元気がないのは、見ただけでわかります。
しかし、ほかの負けたギャンブラーを見てみると、負けているにもかかわらず、なぜか楽しそうにしています。
この落差が不思議に感じました。
なぜ両方負けた人なのに、楽しそうにしている人と落ち込んでいる人とで態度がわかれてしまうのか。
それは「豪快に笑っているかどうか」です。
ギャンブルは、負けてもOKです。
そもそも負けるのは前提です。
ギャンブルは、落ち込んだら負けです。
落ち込んでしまえば、お金を失った上に元気まで失い、何も残らないからです。
負けても笑うことです。
「お金を得るため」ではなく「楽しみや元気を得るため」という目的で楽しみます。
豪快に笑っていれば「ギャンブルを楽しんだ」ということになります。
ギャンブルは、ゲームとして楽しむのがコツです。
たとえ負けてお金を失っても、楽しい時間や心の満足を買っているので、ハッピーになっています。
お金を払って、楽しんだと思えばいい。
いい思い出ができたと思えば、気持ちの整理がつきます。
ギャンブルを楽しむコツは、とことん笑うことです。
勝っても負けても、常に豪快に笑います。
お金を払って、ゲームを楽しみ、元気と満足を得る。
ギャンブルの必勝術なのです。