あなたが大切にしているのは結果ですか。
それともプロセスですか。
おそらく誰もが「結果のほうが大切」と答えるはずです。
結果とプロセスの関係は、マラソンに例えるとわかります。
マラソンに例えると、順位が結果で、走っている最中がプロセスです。
私たちは、結果を重視する傾向があります。
「結果がすべて」
「結果が出なければ意味がない」
「とにかく結果を出すことに全力を尽くす」
結果主義がはびこっているためでしょうか。
試験でも仕事でも、結果を重視する傾向があります。
結果が出なければ意味がありません。
責められたり叱られたりします。
「勉強になっていない」「仕事になっていない」ということになります。
「結果が出なければ方法が間違っている」という考え方があるのも事実。
結果を重視する生き方・考え方にすっかり染まっているのではないでしょうか。
ここがポイントです。
もちろん結果も重要ですが、大切なのは結果だけではありません。
プロセスも大切です。
結果が重視される一方、プロセスが軽視されています。
物事の大半は、プロセスです。
物事の99パーセント以上はプロセスです。
プロセスを楽しめなければ、いばらの道になり、苦しいことばかりになります。
仕事のほとんどが我慢と苦痛で埋め尽くされ、もはや生き地獄になるでしょう。
これほど苦しいことはありません。
結果だけ見ていると、思わぬ落とし穴に落ちます。
途中で嫌になり挫折します。
結果を重視すると、かえって結果が出なくなるという皮肉な状況になるのです。
プロセスを楽しみましょう。
いま一度、プロセスの重要性に気づいてください。
プロセスを楽しむと、疲れにくくなります。
楽しい気持ちは疲れを吹き飛ばすので、物事が長続きします。
楽しさがあると、自発的な気持ちにもなるので、ますます長続きします。
長続きすると、経験も実績も積み重ねていけるのでどんどん向上していきます。
プロセスを楽しむことで、心にも余裕が生まれ、ますます幸せを感じやすくなります。
プロセスを楽しむだけで、さまざまな波及効果をもたらされるのです。
結果よりプロセスを楽しみましょう。
結果も大切ですが、プロセスも大切です。
仕事も勉強も、結果よりプロセスを楽しみましょう。
趣味もスポーツも、結果よりプロセスを楽しみましょう。
マラソンに例えると、フィニッシュした瞬間だけでなく、走っているときも楽しむことです。
結果の喜びは一瞬ですが、プロセスの喜びは長期的です。
どうすればプロセスを楽しめるか考えてください。
誰かに教えてもらうのではなく、自分で見つけることです。
楽しい気持ちは自分の心が感じるものですから、自分で見つけるのがベストです。
記録をつけるのもよし。
数字として表すのもよし。
適度に休憩を入れるのもよし。
自分の感覚を頼りにすれば、楽しい方法を見つけやすくなります。
プロセスを楽しめれば、着実に積み重ねていけるため、いずれ素晴らしい結果につながるでしょう。
結果は大切ですが、プロセスはもっと大切です。
成功には、プロセスを楽しむ姿勢が必要です。
プロセスを楽しむことが、成功の秘訣にもなるのです。