「仕事に誇りを持てなくて困っている」
なかなか仕事に誇りが持てなくて、もやもやすることがあるでしょう。
軽微な雑用・単調な作業・末端の仕事など、なかなか誇りを持ちにくく、悩むことがあるはずです。
仕事に誇りを持てないと「お金を稼ぐ手段」としか感じなくなり、つまらなくなります。
やる気も起きず、集中力も続かず、疲れやすくなります。
「くだらない」と感じる仕事なら、誇りどころか、もはや不名誉です。
仕事の内容は楽であっても、誇りが持てないと、それだけでストレスになります。
「なぜこんな仕事をしているのだろう」と、人生に迷走してしまうでしょう。
しかし「仕事に誇りを持てない」と不満を漏らすだけでは何も改善しません。
誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしてください。
意味のない仕事に思えても、そう感じるだけです。
どんな仕事にも「社会的な意義」があります。
意味のない仕事に思えるなら「その仕事と社会とのつながり」に注意を向けてください。
くだらない仕事であろうと、どんなに末端の仕事であろうと、きちんと確認すると、どこかで社会とつながっています。
自分の仕事が、人や社会の発展に役立っていることがわかれば、誇りを持って仕事ができるようになります。
「自分は社会の一員として、社会を作り上げている」と思えるようになります。
仕事は、あなたを生かす場所です。
できることを尽くします。
より良い結果になるよう、常に最高を目指して励みます。
なかなか思うようにいかなくても、妥協することなく、最善を尽くして取り組みます。
より良い社会を作るお手伝いをするつもりで仕事をする。
「社会の一員」という自覚を持って、責任を果たします。
そうすれば、仕事に誇りが持てるようになり、やりがいも生きがいも生まれてきます。
頑張れば頑張るほど、社会の中で存在感も発揮できます。
単なる雑用でも、誇りを持つことです。
雑用とはいえ、立派な仕事の1つです。
コピー取りであろうと、お茶くみであろうと、欠かせない仕事であることに変わりありません。
「社内一」を目指すつもりで取り組みましょう。
どんな雑用も、本気で取り組めば、クリエイティブの域に達します。
細部まで素晴らしくするためには、知恵とアイデアが必要になるからです。
素晴らしい仕事の結果は、もはや「芸術性」が伴うのです。
誇りを持って雑用をすれば、誰がやったのかわかるくらい差がつきます。
結果が素晴らしくなるため「この素晴らしい仕事をしたのは○○さんだろう」と言われるようになります。
仕事を通して、あなたのアイデンティティーを発揮できるのです。
「何をどうやっても、仕事に誇りを持てない」
もしどうしても仕事に誇りを持てないなら、今すぐ転職しましょう。
どうしても誇りを持てないなら、あなたに合っていない可能性があります。
誇りを持てない仕事を嫌々続けたところで、苦痛が続くばかり。
上司にもお客さんにも失礼です。
仕事は、人生の大半を占めるものです。
仕事が苦痛になれば、人生の大半が苦痛ということになります。
そもそも仕事の存在意義に問題があることもあるでしょう。
残念ながら世の中には、少なからず反社会的な仕事があるのも事実。
社会に役立つどころか害悪をもたらす仕事なら、誇りを持てなくて当然です。
さっさと辞表・退職願を提出して、誇りを持てる仕事に転職するのが正解です。
世の中には、数多くの仕事があります。
広く見渡していくと、自分にとって誇りを持てそうな仕事があるはずです。
給料が安い仕事や、スポットライトが当たりにくい仕事でもいいのです。
「私は誇りを持って仕事をしている」と言えることが素晴らしい。
誇りとは、名誉です。
誇りを持って仕事をするから、自分の名誉も高まります。
誇りを持ってこそ仕事は楽しくなります。
そして仕事が楽しくなるから、人生も楽しくなるのです。