勇気を出すにはどうすればいいでしょうか。
勇気を出すには「ある一言」を自分に言い聞かせましょう。
「命までは取られない」という一言です。
あなたは今、勇気を出して取り組もうとしていることには、どんなリスクがあるでしょうか。
失敗すると、どんなデメリットがあるでしょうか。
もちろん勇敢な行動には、ある程度のリスクを覚悟する必要があるでしょう。
恥をかくかもしれないリスク。
お金を失うかもしれないリスク。
余計な仕事が増えるかもしれないリスク。
自分の評価を下げるかもしれないリスク。
将来の選択肢が減るかもしれないリスク。
リスクが大きくなるにつれて、不安や恐怖も大きくなります。
ストレスが大きくなると抵抗感が出てきて、臆病な気持ちも強くなります。
しかし、どんなリスクであっても、命までは取られないはずです。
怖いこと・恥ずかしいこと・難しいことだとしても、命は無事のはずです。
命まで取られないなら、実は大したことはありません。
世の中で唯一取り戻せないのは、命だけです。
命だけは、泣こうと騒ごうと取り戻せません。
どれだけ大金を積もうと悪あがきをとしようと、絶対無理。
残念ながら、命に関しては失ってしまえば最後ですが、
逆を言えば、命以外なら何でも取り戻せます。
失敗したら、やり直せばいい。
物が壊れたら、新しく買い直せばいい。
お金を失ったら、また稼げばいい。
友人を失ったら、新しく友人を作ればいい。
告白して振られたら、立ち直ればいい。
家が燃えたら、また建てればいい。
恋人を失ったら、復縁するか、新しい人を見つければいい。
命は、絶対取り戻せませんが、命以外なら取り戻せます。
仮に取り戻せなくても、別の選択肢や代わりになるものがたくさん存在します。
勇気が出なくてびくびくしたら「命までは取られない」と言い聞かせてください。
視点を上げて、もっと客観的になって、自分が小さなことに悩んでいることに気づくことです。
小さなことを大げさに考えているだけです。
勇気が必要なことであっても、死ぬほどではないはずです。
臆病に悩んだら、くよくよするのではなく、吹き飛ばしましょう。
「命までは取られない」と思えば、勇気が出ます。