「もう苦しくてダメだ」
そう思って諦めそうになったら、次の言葉を思い出してください。
「もう1歩、もう1回、もう1日」です。
底力を発揮する、励ましの言葉です。
なけなしの力を振り絞る、魔法の言葉でもあります。
苦しくてつらくて心が折れそうでも「あと少しだけ」と思えば、底力が湧いて、気力を振り絞れます。
まだまだ延々と頑張るのは大変であっても、もう少しだけ頑張ることならできるでしょう。
100歩・100回・100日は無理であっても、1歩・1回・1日なら、なけなしの力を振り絞れば、ぎりぎり頑張れるでしょう。
「少しだけ頑張っても意味がない」と思うかもしれませんが、そうではありません。
「これが最後」と思いつつ、休憩を取った後、再び「もう1歩、もう1回、もう1日」と頑張ってみる。
そうしてまた「これが最後」と思いつつ、休憩を取った後、再び「もう1歩、もう1回、もう1日」と頑張ってみる。
これを何度も繰り返しながら、少しずつ前に進んでいくのがいいのです。
そのときは「もうダメだ」と思っていても、意外と大丈夫です。
燃え尽きそうでも、きちんと休憩を取れば、元気とやる気が回復しているでしょう。
そのときは諦めかけていても問題ありません。
ちょっと時間を置いて気分転換をすれば、再び気持ちが前向きに戻っているでしょう。
「もう1歩、もう1回、もう1日」を繰り返していけば、いつまでも頑張り続けることができます。
結局のところ、どんなことも「もう1歩、もう1回、もう1日」の繰り返しです。
世界を変えた仕事も、ノーベル賞を受賞した偉業も、時代を超えた芸術も「もう1歩、もう1回、もう1日」を繰り返した結果です。
最初から大きな結果を目指さないことです。
1段ずつ積み上げていき、100段にします。
偉業も同じです。
最初からいきなり偉業を目指さないことです。
「もう1歩、もう1回、もう1日」と、何度も諦めかける場面を繰り返すことで、初めて偉業を達成できます。
小さなことの積み重ねを軽視しないことです。
「千里の道も1歩から」という言葉があるように、小さなことを積み上げていくことで、大きなことを達成できます。
諦めそうになっても、この言葉があれば、あなたは底力を発揮できます。
「もう1歩、もう1回、もう1日」を繰り返しているうちに、100歩、100回、100日になっています。
さらに続けていけば、1000歩、1000回、1000日になっているでしょう。
これが素晴らしいのです。
地味に見えますが、実は一番かっこいい。
諦めかけていても、諦めさえしなければ、仕事は続きます。
「もう1歩、もう1回、もう1日」
そう思いながら延々と続けていくのが、本当の努力なのです。