日本人には、死ぬまで学び続けてしまう癖があります。
完璧を目指そうとしているから、死ぬまで学び続けてしまうのです。
死ぬまで学ぶのでは意味がありません。
せっかく学んだことが発揮されないのでは、アウトプットなしで人生が終わってしまうからです。
アウトプットは必要です。
人間の価値は、どれだけアウトプットしたかで決まります。
しかし、完璧を目指してはいけません。
その代わりに「今」の「自分」の「100パーセント」を目指すようにしましょう。
完璧を目指すと、今日より明日、明日よりあさって、今年より来年、来年より再来年になります。
それでは、人生が終わってしまいます。
学問というのは、すればするほど「まだ足りない」という感覚が大きくなります。
学ぶことで「知っていること」より「知らないこと」のほうが多いことに気づくからです。
学問をすればするほど「もっともっと、まだ足りない、まだ足りない」と無限に続くものなのです。
ここで「意識」を変えるのです。
学問の完璧を目指すのではなく、今の自分の100パーセントを出せばいいのです。
私は、いつも本の中でも、100パーセントの力を出し切るようにしています。
自分の哲学で惜しみなく、100パーセントで体当たりしています。
読む人のレベルがどうであろうと、わからないところがあればわからなくても結構です。
私の言っていることが、伝わらない、理解できなければそれでもかまいません。
私は、100パーセントしか出していません。
自分は常に100パーセントでぶつかっていきます。
そうすることで、完璧地獄を抜け出せます。
意識を変えて、今の100パーセントを出すようにすればいいのです。