執筆者:水口貴博

成功者になる30の条件

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フットワークが軽い人は、仕事ができる人。

フットワークが軽い人は、仕事ができる人。 | 成功者になる30の条件

できる人は、軽いフットワークを兼ね備えています。

突発的な仕事にもいつでも対応できるように、軽いフットワークを意識している人です。

軽さには、2種類あります。

  1. 物が少ない意味での「物質的軽さ」
  1. ストレスや悩みが少ない意味での「精神的軽さ」

フットワークが軽い人とは、この両方ともが軽い人を指しています。

特に重荷を下ろしにくいのは、精神的な重荷です。

今の社会において、ストレスを避けて通るのは難しくなってきています。

ストレスのない人のほうが珍しいです。

人間関係もややこしくなりがちになり、精神的に重くなっています。

私が留学していたときの話ですが、当時の私は軽いフットワークを必要としていました。

フットワークが重いせいでホームステイもできないし、日本に帰ることも難しいくらいに物質的に重い状態になっていました。

軽いフットワークを実現させたいがために、ある日、持っている大量の物を思い切って処分しました。

売った物もあれば、捨てた物もあります。

中心となるものは、本です。

500冊以上の本が、突然部屋からなくなることは大きな変化でした。

部屋から物がなくなると、思ったより動きやすくなりました。

引っ越しのときはいつも大量の本に悩まされていて、引っ越しがおっくうになっていました。

フットワークが鈍くなっている状態です。

日本に帰国するにしても、ホームステイをするにしても、物質的な重さはとにかくどうしようもありません。

小さくできても、重さは同じです。

軽くできないのです。

そういうわけで、思い切って処分しました。

次に、精神的に重荷になるような物も捨てました。

写真や手紙です。

手紙は、死ぬまで一生持つ必要はありません。

「手紙は死ぬまでもつものなのだ」と信じてしまうと、今度は自分がプレゼントや手紙を出せなくなります。

自分のあげた手紙やプレゼントのせいで、相手は精神的に重くなってしまうからです。

「もしこの手紙を捨てたら、どうなるかわかっているんでしょうね……」という脅迫をプレゼントしてしまっていることになります。

手紙を見て、受け取った瞬間は嬉しいです。

しかし、その後は、もう不要です。

繰り返す思い出が1つ増えてしまい、相手には精神的に重くなります。

手紙は、長期で見ると、困ってしまうものです。

優しい人は「読み終わったら、捨ててもいいよ」と言ってくれます。

優しい人は、その手紙をずっと持っていると、相手が精神的な重荷になることを知っている人です。

私は手紙をあげるときには「手紙は読んだら捨てていいよ」と言うようにしています。

相手に手紙で縛られてほしくないからです。

しかし、ほとんどの人が冗談と受け取ってしまいます。

相手は「何を言っているの。捨てるわけがないでしょ」と言います。

本当に捨てなかったら大変です。

一生持ち続け、生まれるであろう子ども、孫へと受け継がれていくでしょう。

捨てる勇気を持つことです。

これを理解できない人は、烈火のごとく怒ります。

しかし、手紙の将来の行方を深く考えていくと、必ずそこへ行き着きます。

私が今まで受け取ったプレゼントで一番嬉しかったのは「理解」というプレゼントです。

私の23歳の誕生日に、友人がもってきてくれました。

「何かプレゼントしようと思ったけど、今、物を処分してるから物は欲しくないと思って、決まらなかった。ごめん」と言いました。

びっくりしました。

つい反射的に「なぜわかったの?」と聞いてしまいました。

私のことをあまりに理解していると感じ、超能力でも使っているのかと思いました。

その一言だけで、十分に嬉しかったのです。

「この人は、私のことを、本当に「理解」してくれている」と思いました。

これが「理解」というプレゼントです。

「理解」は、お金では買えるものではありませんし、販売もしていません。

物ではないから重いわけでもないし、精神的に重荷になるということもありません。

逆に、精神的に軽くなるプレゼントです。

これが、今までで一番嬉しかったプレゼントでした。

成功者になる条件(7)
  • 物質的、精神的に軽くなって、フットワークをよくする。
できる人は、先手を打って有利になる。

成功者になる30の条件

  1. 報酬は「お金」より「成長」を求める人が成功する。
  2. 20歳の人間に適性はない。
    適性は、やりたいことをやって身についてくる。
  3. 無理に続けることは、続かない。
  4. できない人は、言葉で口説く。
    できる人は、行動で口説く。
  5. できる人は、ビジョンを語り合う。
    できない人は、過去を語り合う。
  6. 予定変更は延期ではなく、前倒しにするとうまくいく。
  7. フットワークが軽い人は、仕事ができる人。
  8. できる人は、先手を打って有利になる。
  9. 実力社会こそ、数字が正直に評価される社会だ。
  10. 1人の時間とは、自分のことを考える時間のこと。
  11. 敵は殺さず、仲間にしてしまう。
    桃太郎に見習おう。
  12. 一生懸命仕事ができる人は、一生懸命遊べる人。
  13. 早歩きの人は、頭の回転が速くなる。
  14. できる人は、哲学を持っている。
    判断基準がしっかりすると、生き方もしっかりする。
  15. 前かがみになっている人は、やる気のある人。
  16. 本は心の栄養。
    体は大きくならないが、心は無限大に大きくなっていく。
  17. 朝から飛ばしてスタートすると、1日全体の調子がよくなる。
  18. やろうとしないだけ。
    やってみれば、何とかなる。
  19. 記憶力より記録力。
    社会で必要な人材は、記録力を持った人。
  20. 「あんなふうになりたい」と思ったことは、自分にもそうなれる才能がある。
  21. 完璧を目指す人に、完璧はない。
    「今」の「自分」の「100パーセント」を出すことが大切。
  22. 他人の考えより、自分が考えて間違えるほうが、かっこいい。
  23. 本、人、映画などの経験は、心の状態に応じて、受ける刺激が変わってくる。
  24. すべての「マイナス思考」は「プラス思考」に変えることができる。
    意識を変えるだけでいい。
  25. 学校教育が、天才を凡才にしてしまう。
  26. 本に低級も高級もない。
    ためになる本なら、何でもいい。
  27. 行動できる人が、成功する。
  28. 成功者ほど、頭の中が整理されている。
  29. 失敗者は「逆境」で諦める。
    成功者は「逆境」をバネにする。
  30. 当たり前のことほど見落としやすいのが、人間。

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