その人が本当にプロなのか確認したいなら、目安になるポイントがあります。
仕事の結果ではありません。
経済状況です。
その人がどれだけ稼いでいて、どれだけ資産があるかは重要なポイントです。
年収が低かったり、ぎりぎりの生活だったり、貯金がなかったりしているなら要注意です。
残念ですが、その人はプロではありません。
プロどころか、普通の仕事すらできているか怪しいと考えていいでしょう。
本当にプロであれば、必ずその道で収入を得ることができています。
そしてしっかり稼いでいます。
質の高い結果を出しています。
質の高い結果を出しているからお客さまに喜ばれ、お客さまに喜ばれる仕事ができているから、対価をいただけます。
富豪や大金持ちとは限りませんが、少なくとも年収は平均以上であり、経済的な余裕があります。
しっかり稼げているなら、持ち合わせている能力は高く、社会にも貢献できているため、プロといえます。
プロであればあるほど、経済力も高くなります。
プロは、必ず稼いでいます。
職業は問いません。
作家、料理人、投資家、スポーツ選手、経営者。
しっかり稼げているのは、プロの証しです。
プロの中でも「一流」の人であれば、例外なくお金持ちです。
プロは、経済力もプロなのです。
貧乏であれば、その逆です。
経済力が貧しいのは、仕事も貧しい証拠。
質の低い結果しか出せません。
質の低い結果しか出せていないからお客さまに喜ばれず、思うように収入も得られません。
仕事が遅かったり、結果が悪かったりなど、お客さまに喜ばれていない証拠です。
つまり「その程度の仕事しかできていない」と判断できます。
貧乏という時点で、プロとはいえないのです。
社会は厳しい世界です。
仕事ができる人は、どんどん稼げます。
仕事ができない人は、全然稼げません。
素晴らしい仕事ができるなら、必ずそれに見合った収益を上げることができます。
お金持ちのプロはいても、貧乏なプロはいません。
これが現実です。
社会は、結果が評価される世界ですから、年収もダイレクトに反映されます。
「私はプロです。一流です。お任せください!」
貧乏な人がそう言っているなら、疑う余地があるでしょう。
仕事ができるのに貧乏なのは、おかしな話です。
仕事ができるふりをしているだけかもしれません。
立派に見えても、表だけ繕っているのかもしれません。
自分では「素晴らしい仕事ができる」と思っていても、実際は自己満足の結果かもしれません。
いくら口が達者でも、貧乏なら怪しいと考えていいでしょう。
貧乏なプロは「偽物のプロ」という可能性が高い。
貧乏な職人に、仕事を依頼するのは不安を感じるでしょう。
貧乏な税理士にお金の相談をするのは、抵抗を感じるでしょう。
相手が大金持ちである必要はありませんが、リスクを避けたいなら、少なくとも貧乏な人は避けておくのが無難です。
プロに仕事を依頼するなら、相手の経済状況を見てください。
もちろん相手の経済状況を確認するのは容易ではありません。
相手に直接年収や貯蓄額を聞くのは失礼です。
しかし直接聞かなくても、接しているうちにある程度見えてくる部分があるはずです。
たとえば、教養の高さ、住んでいる場所、生活レベルなどです。
服装や持ち物も、判断材料の1つになるでしょう。
表面的な部分であっても、ある程度は読み取れることができるでしょう。
「この人は貧乏に違いない」と確信すれば、仕事をお願いするのは控えておくのが賢明です。
貧乏な人に、プロはいないのです。