朝起きたら、こう思いましょう。
「生きていてよかった。幸せなことだ」と。
地平線から太陽が顔を出し、外が明るくなれば、自然と目が覚めます。
夜が明ければ、新しい1日の始まりです。
朝起きるのは平凡なことであり、普通と思うかもしれません。
眠りから目覚めることは、特別喜ぶほどのことではないように思えるでしょう。
しかし、あらためて考えてみたい。
必ず無事に朝を迎えられる保証はどこにもありません。
睡眠中に、うつぶせで窒息死していたかもしれません。
体調不良で、突然死することもあるかもしれません。
特に睡眠時無呼吸症候群の人は、要注意です。
睡眠時の呼吸は軽視できません。
睡眠時無呼吸症候群の人は、睡眠中に呼吸が止まって、そのまま窒息死するケースがあります。
1人暮らしの人は、自分が睡眠時無呼吸症候群であることに気づいていないケースもあります。
睡眠障害がなければ安心とも限りません。
健康な人でも、寝返りで首をひねって、そのまま亡くなることもあるでしょう。
年間死亡者のデータを見ると、睡眠中に亡くなっている人がいます。
持病があって亡くなる人もいれば、持病もないのに亡くなる人もいます。
睡眠中に泥棒に襲われ、急に殺される可能性もゼロとは言い切れないでしょう。
睡眠中に亡くなることは、可能性は低いですが、現実としてあり得ることです。
ですから朝、眠りから目覚めることができるのは、喜ぶべきことです。
朝、眠りから無事に目覚めることができれば「生きていてよかった」と感謝したい。
無事に朝を迎えられただけで幸せです。
毎朝、眠りから目覚めるのは当たり前と思っていると、命に対する感謝を忘れます。
毎朝、眠りから目覚めるたびに感謝しましょう。
「生きている。無事でよかった。今日も新しい1日を向かえることができて幸せだ」と。
あなたが生きている1日は、誰かが生きたかった1日です。
1日の始まりは感謝から始めましょう。
命があること、元気であること、新しい1日が始まることを喜びましょう。
朝一番から感謝ができ、幸せな気分になれます。