洋服ダンスやクローゼットを開けて、持っている衣類を眺めてみましょう。
おしゃれなあなたは、きっとたくさんの衣類を持っているでしょう。
できるだけ同じ服がかぶらないよう、上手に服の種類をずらしながら買いそろえているはずです。
安物の服の中には、きっと少し高価な服も混じっていることでしょう。
服の種類が多いと、組み合わせも増え、より幅広いおしゃれが楽しめます。
しかし、よく見ると、どれも似たような服ばかりではないでしょうか。
いろんな服がたくさんあっても、実際は色や柄が少し違う程度で、どれも似たり寄ったりのはずです。
好みの偏りに気づくはずです。
人の好みは、変わるようでなかなか変わらない。
「新しい服を見つけた」と思って買っても、やはり似たような服になります。
新しい自分に生まれ変わるつもりでも、保守的な気持ちがあって、無難な服を選んでしまいがちです。
そこで、たまには自分らしくない服を買ってみませんか。
イメージチェンジです。
自分らしさを表現するためのファッションもいいですが、それだけではありません。
自分らしくない服を買って、イメージチェンジを楽しんでみるのもファッションです。
着てみると、意外と似合うかもしれません。
最初は違和感があっても、何度か着ているうちにだんだん慣れてくることもあります。
自分らしくないと思っていても、思い込んでいるだけで、実際は意外と似合うこともあるでしょう。
似合わなくても、自分がそう思っているだけで、周りからは好評かもしれません。
イメージチェンジをするつもりで、思い切って自分らしくない服を買ってみませんか。
たとえば、大人風の服ばかりなら、若者風の服を買ってみます。
落ち着いた色や柄ばかりなら、派手な色や柄にも挑戦してみましょう。
今風の服ばかりを持っているなら、あえて昔風の服も悪くありません。
イメージチェンジは、大胆に変えることがポイントです。
普段の自分なら、絶対買わないような服をわざと選んでみましょう。
冒険をするつもりでチャレンジです。
初めての土地に行くのは冒険ですが、初めてのテイストに挑戦するのも冒険です。
1人で海外旅行に行くのとは違い、ファッションで冒険する程度なら安全です。
違和感があって大いに結構。
中途半端なイメージチェンジでは面白くありません。
イメージチェンジをするには、大胆になることが大切です。
自分らしくない服を買ってこそ、イメージチェンジです。
別人と見間違えてしまうくらいでちょうどいい。
イメージチェンジは、自分らしくない服を買ってこそ、意味があります。