相手の考えや気持ちが、自分と同じだとわかるときがあります。
相手の思考や感情を、自分のもののように感じ取れます。
「自分と同じ考えだ。自分と同じ気持ちだ」と思うと、少し嬉しい気持ちになるでしょう。
共感できると、心が朗らかになります。
もちろん心の中で思うのはいいですが、思うだけで終わらせるのはもったいない。
相手の考えや気持ちが、自分と同じだとわかったら、お互いの心が通じ合うチャンス。
心が通じ合うチャンスがあるなら、その可能性をしっかり引き出すことが大切です。
きちんと相手に伝えましょう。
「私も同感です」
「私も同じ考えです」
「私も同じ気持ちです」
思うだけでなく、きちんと言葉に出して言うことがポイントです。
きちんと言葉に出して言うから、しっかり相手に伝わります。
相手は「きちんと理解してもらえた」とわかると安心するでしょう。
共感によって相手に元気を与えることもできます。
心が通じ合うと、仲間意識が生まれます。
お互いの心が満たされ、幸せな気持ちになります。
会話が盛り上がり、どんどん話が進むでしょう。
ますます親しくなるきっかけになるのです。
黙ったままではいけません。
黙ったままでも、態度や雰囲気で伝わることもありますが、不安定です。
面倒くさがって言葉を省略していると、仲良くなるチャンスを逃します。
「いちいち言わなくてもわかるだろう」という油断があると、思わぬ誤解やすれ違いを生むこともあります。
以心伝心に頼りすぎないこと。
以心伝心にも限界があります。
発言を面倒くさがっていては、言葉の力を生かせません。
私たちには、高度なコミュニケーション能力があるのですから、しっかり活用することが大切です。
相手と仲良くなるのに、特別なネタは不要です。
「共感もネタの1つ」と考えてください。
「私も同じ考えです、気持ちです」と言うだけでも、話のネタになります。