結論のあるコミュニケーションはよいものです。
コミュニケーションに明確な目的があると、話し方もスマートになります。
無駄な雑談が減ります。
判断も決断も早くなります。
結論を目指したコミュニケーションは、スピード感が出て、効率よくなるでしょう。
考え抜いて知恵を出し合えば、より良い結論を出しやすくなります。
特にビジネスでは、結論のあるコミュニケーションが欠かせません。
時間は有限です。
限られた時間内で、結論を出さなければいけません。
できるだけ無駄な雑談を避け、スマートに話をする必要があるでしょう。
会話に無駄がないのは素晴らしい。
コミュニケーションでは、結論を求める習慣がある人も多いのではないでしょうか。
しかし、結論のあるコミュニケーションもいいですが「結論のあるコミュニケーションしかできない」となると、要注意です。
結論のあるコミュニケーションしかできなくなると、話題が制限されることで、話も広がりにくくなります。
プライベートな話がしにくくなり、親睦を深めにくくなります。
何でも結論を求めようとすると、結論がない会話がストレスになります。
日常では、目的のないコミュニケーションもあります。
たとえば、プライベートな話です。
家族の話、出身地の話、将来の話。
恥ずかしい失敗談、面白い体験談。
悩みやコンプレックスの話。
くだらない話もあるでしょう。
プライベートな話に結論はありませんが、面白みや遊び心があります。
無駄な雑談も、親睦を深めるのに役立ちます。
結論がないからこそ、楽しい時間を過ごせます。
たとえビジネスでも、歓送迎会で、結論のないコミュニケーションを楽しむことがあります。
結論のないコミュニケーションは、人間関係を深めるためには欠かせません。
心地よい時間が流れ、深い話・くだらない話・個人的な話もしやすくなります。
結論のあるコミュニケーションも大切ですが、結論のないコミュニケーションも楽しむようになりましょう。
結論を求めない。
結論がなくてもいらいらしない。
話のテーマを決めず、自然の流れのまま、雑談を楽しむようにします。
話がそれても元に戻しません。
話の脱線をしても、そのまま突き進むようにします。
結論を求めなくなると、そのときの話題に集中できます。
どんどん話が脱線していくと、思わぬ話題に発展しやすくなるでしょう。
たとえ会話が噛み合わなくても、噛み合わないことを楽しめばいいのです。
自分のコミュニケーションを振り返ってみてください。
コミュニケーションに結論を求める傾向が強いなら、少し意識を変えてみるといいでしょう。
結論がなくても、コミュニケーションは楽しむことが可能です。