欲しい商品が売り切れていて「ついてない」と思っていませんか。
おみくじで「凶」を引いて「運が悪い」と決め付けていませんか。
テレビの今日の運勢コーナーで結果が悪いと「残念」と思っていませんか。
私たちは、出来事の表面上の結果だけを見て、運の良しあしを決める傾向があります。
その考え方は要注意です。
実のところ、運の良しあしは、あってないようなもの。
すべての運の良しあしは、自分で決めることができるからです。
たとえば、電車に乗る場面です。
駅のホームに入る直前、電車が出発して、ぎりぎり間に合わなかったとします。
そんなとき「間に合わなかった。運が悪い」と思うかもしれませんが、本当に運が悪いかは、あなた次第です。
考え方を変えて「息を整える時間ができた」と思えば、運がよかったことになります。
舞台の予約を取る場面があるとします。
眺めのよい席が売り切れ、隅の席しか残っていませんでした。
そんなとき「ついてない」と思えば不運になりますが「今回は違った角度から楽しめる。運がいい」と思えば、幸運になります。
たとえおみくじで「凶」が出たとしても「不吉だ」と嘆くのではありません。
「おかげで気持ちが引き締まる。ありがたい。運がよかった」と考えること。
このくらい自分の幸運を信じれば、何が起こっても怖くありません。
結局のところ、運の良しあしは、受け止め方次第でいかようにも変わります。
だから、あなたは今すぐ運がよくなれます。
つらい出来事、悲しい出来事、不幸な出来事。
ミスをしたこと、間違えたこと、できなかったこと。
発想を転換して、出来事の中から運がよかったポイントを見つけ出してください。
どんな不幸な出来事も、発想と考え方を工夫すれば、必ず運のよいポイントが見つかります。
そうすれば、何が起こっても「運がよかった」と思えるようになります。
どこからどう見ても不幸にしか思えないことでも、発想を転換して考え方を工夫すれば、運のよさに転化できるはずです。
最近、どんな不運がありましたか。
いいえ、それは不運ではありません。
その出来事の受け止め方を工夫すれば、運のよい出来事に変わります。
あなたの人生は幸運で包まれるのです。