仕事を面白くするにはどうすればいいか。
難しく思えますが、基本はシンプルです。
スピードアップを心がけましょう。
ややこしく考える必要はなく、シンプルにスピードアップを心がけるだけでいいのです。
たとえば、議事録を取る仕事があるとします。
少しでも速く議事録が取れるよう心がけてください。
素早く書くために、略語やキーワードを使った書き方を心がければいいでしょう。
アナログの手書きではなく、パソコンで議事録を取るのもおすすめです。
パソコンのタイピングが遅いなら、ブラインドタッチを習得する方法もあります。
議事録のスピードアップだけとっても、知恵と工夫が求められます。
コピーを取る仕事があるとします。
普通にコピーを取るだけでつまらないですが、ここでスピードアップを心がけてください。
あとから紙の上下を整えるようがないよう、向きを整えます。
あとからページを並べ替える必要がないよう、ページ順を逆にしてコピーするのもアイデアです。
タイムアタック形式を導入してみるのも名案です。
仕事に要した時間を記録して、前回の記録を上回るように心がけてみます。
記録をつけるとやる気が出ます。
1分1秒でも仕事が速く終わるように目標を立てて取り組めば、適度なタイムプレッシャーを感じて面白くなってきます。
スピードアップを心がけると面白くなるのは、あらゆる仕事に通じます。
丁寧にしなければいけない仕事なら、速く丁寧にできるように工夫します。
じっくりしなければいけない仕事なら、速くじっくりできるように心がけます。
完璧を求められる仕事なら、速く完璧に仕上げるようにします。
なかなか一筋縄ではいかないでしょう。
だからこそ面白い。
挑戦する意味があります。
頭をひねって知恵を振り絞らなければいけません。
「そんなことはできない」と思うかもしれませんが、最初から諦めず、知恵を振り絞って取り組んでみてください。
スピードアップを突き詰めると、もはやゲームになります。
ゲーム感覚が生まれると、わくわくどきどきしてきて、それが面白さにつながっていくのです。
「どうすれば面白くなるのだろう」と頭を抱えるくらいなら、シンプルに「スピードアップ」を心がけてみてください。
仕事を1分1秒でも速く完了できるように心がけてください。
単純なようですが、意外と奥が深くて取り組むかいがあるはずです。
仕事を面白くするために何かをするのではなく、スピードアップを心がければ自然と面白くなります。
嫌いな仕事も、スピードアップを心がけると面白くなってくるから不思議です。
スピードアップには、知恵と工夫が求められるため、自己成長が促されます。
スピードアップを心がけると、結果として仕事力のアップにもつながります。