あなたのメンタルを鍛える機会は、つまらない仕事にあります。
普段の仕事で一番つまらない仕事は何ですか。
つまらない仕事は1つもないならすでに幸せでしょうが、実際はつまらない仕事を受け持つことも多いでしょう。
つまらない仕事は、なかなかやる気が出なくて、重い腰が上がりません。
気合も入らず、集中もしにくく、だらだらした対応になりがちです。
そのうえちょっとしたトラブルがあるだけで諦めやすくなります。
しかし、つまらない仕事を、嫌々対応するだけではメンタルを鍛えられません。
嫌がっていると、嫌悪感がエスカレートして、見るのも聞くのも触れるのも嫌になるでしょう。
では、どうするか。
まず気づいてほしいことがあります。
世の中につまらない仕事はありません。
つまらないと感じる考え方・取り組み方をしているだけです。
どんなにつまらない仕事でも、知恵と工夫次第で面白くできます。
つまらない仕事は、面白くするためにあります。
仕事の考え方・取り組み方を工夫して、面白く感じるようにしてみてください。
たとえば、誰かと競争すれば、仕事にゲーム感覚が生まれ、はらはらした興奮を楽しめるでしょう。
仕事の後にご褒美を用意すれば、欲望が刺激され、やる気も出やすくなるでしょう。
仕事の成果を喜んでいる人たちの顔を思い浮かべれば、使命感が湧いて、モチベーションを上げやすくなるでしょう。
締め切りのない仕事なら、わざと自分で締め切りを作って、自分を追い込ませるのも面白いでしょう。
知恵と工夫は無限大。
「つまらない」と文句を言うのは簡単です。
つまらない仕事を、知恵と工夫で面白くさせるのが面白いのです。
どうか諦めず、限界まで知恵を絞って、何かいい方法を編み出してください。
なかなか思い浮かばないなら「一番つまらない仕事を一番面白くさせてやる」という考え方もおすすめです。
中途半端な考え方より、大胆な考え方をしたほうが、常識や固定観念を破った工夫が浮かびやすくなります。
工夫次第では、一番つまらない仕事が一番面白くなる可能性もあるのです。