穏やかな人になるなら、自分らしいペースを大切にしましょう。
すなわち、マイペースです。
日常では、周りの影響でペースを乱されることがあります。
自分より仕事が速い人がいれば「自分も速くしなければ!」と焦るでしょう。
自分より仕事が遅い人がいれば「早くしてほしい!」といらいらするでしょう。
人は、社会性を伴った生き物です。
大なり小なり、周りから影響を受け、合わせたり合わせてもらったりすることがあります。
もちろん合わせることが必要な場面もあります。
共同で仕事をするなら、相手に迷惑がかからないよう、合わせることが大切です。
一緒に食事をするなら、相手の様子を見ながら、食べるペースを合わせたほうがいいでしょう。
恋人と同棲するなら、お互いの生活リズムを尊重しながら暮らしたほうがいいでしょう。
自分勝手に行動するのではなく、相手の立場を考えて行動したほうがいい場面もあります。
しかし、周りに合わせることは大切ですが、合わせすぎるのも考えものです。
遅すぎるペースなら、本来の実力を発揮できません。
いらいらすることも増えるでしょう。
どんなに実力を身につけても、遅い相手に合わせてばかりでは、仕事のチャンスもつかめなくなります。
早すぎるペースなら、息切れを起こします。
無理をしやすくなるので、ミスや失敗もしやすくなるでしょう。
相手に合わせてばかりでは、自分らしさが失われ、不自然な状態になるのです。
そこで大切にしたいのが「マイペース」です。
穏やかな人になるためには、マイペースを大切にしましょう。
状況が許すかぎり、マイペースを大切にしたい。
周りと比べてペースが遅くても速くても、気にしない。
あくまで自分が「ちょうどよい」と感じるペースを大切にしましょう。
マイペースの見つけ方は簡単です。
自分が「心地よい」と感じるペースが正解です。
たとえスピード時代と呼ばれる現代社会でも、マイペースを大切にしたい。
自分らしくないペースで進めたところで、いずれトラブルが起こるのは時間の問題です。
マイペースこそ、ベストなペースです。
個人的に焦ろうと周りがせかそうと、自分に適したペースが最も長続きします。
もし実力以上のことに挑戦するなら、背伸びをする程度が目安です。
少し頑張ればできそうなことなら、無理なくステップアップできます。
自分の許容範囲を見極め、無理のないペースを心がけましょう。
自分らしく進めることができれば、ミスや失敗も減ります。
マイペースを大切にすることは、自分らしさを大切にすることでもあります。
自然と明るくポジティブな気持ちが湧いて、穏やかな気持ちになれます。