嫌なことがあったとき、どうするか。
ここが問題です。
普通、嫌なことがあれば、いらいらすることが多いでしょう。
人を憎んだり腹を立てたりなど、ストレスを感じるはずです。
人生では、思うようにいかず、いらいらさせられることがあります。
しかし、嫌なことがあったとき、普通にいらいらしていては、穏やかにはなれません。
嫌なときがあったときこそ、勝負所。
穏やかな人になるためには、嫌なことがあったときの行動が大切です。
いらいらするのではありません。
楽しむのです。
普通に受け入れるのではなく、受け入れたうえで楽しむことがポイントです。
楽しむ方向に意識を切り替えれば、不快感も消えます。
重かった心が軽くなる。
暗かった気持ちが明るくなる。
もやもやしていた感情がすっきりしてくる。
楽しむことで、いらいらした気持ちが消えてなくなり、明るい光が差し込んでくるのです。
たとえば、運転中、交通渋滞に巻き込まれたとします。
「ついていないな」とため息をつき、いらいらするのではありません。
「たまにはこういうこともあるよね」と受け入れ、楽しみましょう。
ゆっくり車が進むなら、周りの景色を楽しむ余裕ができるでしょう。
そうすれば、交通状態のいらいらも消えてなくなります。
のろのろした状態を前向きに受け入れれば、楽しくなってくるでしょう。
人に偉そうな態度をされたとします。
「横柄な態度で嫌だな」と反発して、いらいらするのではありません。
「自分を大きく見せようとして一生懸命だな」と受け入れ、楽しむようにするのです。
偉そうな態度に反抗心を持つのではなく、快く受け入れるようにすれば、面白おかしく思えるようになります。
「自分もこうならないように注意しよう」と、反面教師として受け入れるのも健全です。
なかなか仕事が思いどおりにいかないときがあるとします。
「なかなか思うようにいかない」と腹を立てるのではありません。
「うまくいかない原因は何だろう」という改善意識を持って受け入れましょう。
問題解決を楽しめるようになります。
「嫌なことがあって楽しむどころではない!」
そう思うなら、まだまだ心が小さい証拠。
もっと心を大きくすると、嫌なことも楽しめるようになります。
嫌なことを楽しむように受けることで、メンタルを鍛えることもできます。
さて、今日はどんなことを楽しみますか。
嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむものなのです。