同棲中は、相手の親の悪口を言わないよう注意してください。
一緒に暮らしていると、相手の親のマナー違反が気になることがあるでしょう。
もちろん明らかな迷惑なら、きちんと苦情として伝えたほうがいいでしょう。
たとえば、留守中、親が無断で部屋に入って掃除をするなら、困ったお節介として遠慮を伝える必要があります。
防犯上も危険です。
言い方に注意しながら伝えれば、親も自分のマナー違反に気づいて、行動を見直してくれるでしょう。
しかし、単純な愚痴や悪口はよくありません。
「食べ方が汚いね」
「いつも服装がださいよね」
「加齢臭が少しひどいね」
「いつも長話で話を聞くのが大変」
「最近、髪の毛が薄くなってきたよね」
本人は何気なく言ったつもりでも、相手はショックを受けるでしょう。
自分の親をけなされたり否定されたりすると、気分がよくありません。
軽い気持ちで言ったとしても、相手の心を深く傷つけます。
たとえそれが事実だとしても、自分の親を悪く言われて嬉しい人はいません。
自分の親を否定されると、間接的に自分まで否定されているように感じます。
ささいな一言がきっかけで、2人の関係が悪化して、同棲に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
小さな声でささやいた悪口であっても、相手を通して相手の親に伝わることもあるでしょう。
相手の親との人間関係が悪くなると、あなたの印象が悪くなり、結婚への障壁になります。
相手との親とは、同棲に限らず、結婚して夫婦になってからも続く人間関係です。
たった1回の悪口でも、人間関係を悪化させる可能性があるため、悪口には十分注意しましょう。
この心がけは、同棲中に限ったことではなく、結婚して夫婦になってからも同じです。
相手の親の悪口は禁句です。
心で思うことはあっても、言葉に出すのは我慢しておきましょう。