同棲では2人で話し合って、ルールを決めます。
食器の洗い方・ごみの出し方・掃除の仕方など、細かいルールまで決めることもあるでしょう。
2人が同意しているなら、ルールの決め方は自由ですが、油断は禁物です。
完全に自由でよいとは限りません。
2人で決めたルールは、2人にとってよくても、社会にとってマナー違反になっていないか、振り返ってみてください。
2人にとってよくても、社会から見ると、迷惑な行為になっている場合があります。
たとえば、2人で「ごみ出しの時間」を決めたとしましょう。
2人で話し合い「前日の夜にごみを出そう」というルールを決めたとしても、それがよいとは限りません。
ごみ出しのルールに「前日のごみ出しは禁止」という項目があるなら、社会的にはマナー違反です。
「誰にも迷惑をかけていない」「見つかっていないから大丈夫」と思っていても、まだ苦情が発生していないだけのこと。
マナー違反をそのまま放置しておけば、ゆくゆく大きなトラブルに発展する可能性があります。
2人で決めたルールは、マナー違反が含まれていても、意見が一致しているため「それでよし」と見過ごされがちです。
2人で決めたルールであっても、油断は禁物です。
2人にとってよくても、社会的なマナー違反になっていないか振り返ってみることが大切です。
もし社会的なマナー違反になっているなら、2人の意見は一致していても、やはり正しく修正が必要です。