同棲を始めてから、省きやすくなる言葉があります。
挨拶です。
同棲が続くにつれて、新鮮味が失われていき、挨拶が省かれていく傾向があります。
たとえば、朝の「おはよう」という挨拶をしなくなったり、帰宅の「ただいま」「おかえり」という挨拶がなくなったりです。
同棲をするほどの親密な関係です。
今さら挨拶をしても仕方ないと思う人もいるでしょう。
もはや言葉を交わさなくても、意識疎通ができる関係かもしれません。
しかし、同棲を始めたとしても、やはり挨拶は必要です。
どれだけ深い関係になろうと、挨拶は欠かせません。
挨拶とは、人間関係の潤滑油。
相手に好意を伝えるためのシグナルです。
親密であることを理由に挨拶を省くようになるのは、不和の原因になります。
どれだけ親しい関係であっても、最低限の礼儀を守ることが大切です。
したがって、同棲中であっても、お互い挨拶を心がけましょう。
朝は「おはよう」。
家から出て行くときは「いってきます」「いってらっしゃい」。
家に帰ってきたときは「ただいま」「おかえりなさい」。
頑張ったときは「お疲れさま」。
寝るときは「おやすみなさい」。
どの挨拶も、コミュニケーションの基本ですが、生活に欠かせない言葉です。
挨拶に、無駄な言葉は1つもありません。
決まり文句であっても、どれも意味のある一言です。
基本の挨拶ができているかぎり、最低限の会話はできるため、良好な関係が維持できます。