人間らしく生きることから言うと、泣きたいときは泣いて、笑いたいときには笑うのが一番健康的です。
「~したい」ときにするのが、一番です。
「~したい」と感じるのは、あなたの脳がそれを必要としているからです。
おなかがすいたときには当然「食べたい」と思いますし、眠くなったら「眠りたい」と思います。
つらいことがあったときには「泣きたい」と思い、面白おかしいことがあったら「笑いたい」と思います。
それらは「したい」ときに初めて感じるのであって、いつも感じているわけではありません。
それらの「したい」には、従うことが一番です。
必要としているときに満たしてあげることで、喜びを感じることができます。
誰のために「したい」ときにするのかというと、自分のためにすることなのです。
悲しくなって人前では恥ずかしいから泣くのを我慢している人がいます。
たしかに人前で泣くのは恥ずかしいでしょう。
でも、本当は泣きたいときには、恥ずかしくても気にせずに泣くのが一番いいのです。
泣いた後は気分がすっきりします。
それは泣いたことで、自分の中にため込んだストレスをうまく吐き出すことができたからです。
涙は1粒でも、ストレスを体外へ吐き出した結晶です。
笑った後も、食べた後も、眠った後も、後からすっきりなれるのは、自分を大切にした証拠なのです。