人間が生まれたときは、真っ白な状態で生まれます。
何も知らない、何もわからない、何もできない。
この世に誕生したばかりの赤ちゃんは、このように真っ白な状態です。
しかし、この状態が、最も可能性の大きな状態でもあります。
生まれてきたばかりで最も「若い状態」であるだけに、それだけで可能性があるということなのです。
可能性の大きさは、あなたの若さに比例します。
時間や体力の面から言えば、やはり若いほうが余裕がある分、可能性も大きいと言えます。
たくさんの失敗をしても許されるし、単純にけがの治りも早い。
初めから健康な体を手に入れていて、少々の無理をしても立ち直りが早いのです。
若ければ「やり直し」ができます。
一度結婚をして子どもができたりすると、簡単に「やり直し」ができなくなります。
社会人である人は、転職することも年を取るほど難しくなります。
単純に若さは、それだけで強さになるのです。
あなたがまだ10代20代というなら、さらに自分らしく生きるための絶好の武器になります。
手に入れる必要はなく、もうすでに手に入れています。
若さとは、生まれた瞬間からみなが平等に持っているものです。
ただし時間の経過とともに、みなが平等に失っていくものでもあります。
増やすことも節約することもなく、時間に比例してどんどんと失われます。
あなたが今やるべきことは「今すぐ」です。
「今度やる」という習慣を持っていると、時間がどんどん過ぎてしまい、やりたいことも遅れ遅れになります。
今の努力は将来の2倍にも3倍にも跳ね返ってきます。
若さはゴールデンタイムのように「今がチャンス」の時期なのです。
努力をすればするほど、それだけ将来が明るくなります。
花を咲かせることと同じです。
花を少しでも早く咲かせたいと思うなら、単純に早くタネをまいてあげればいいことです。
タネをまいてから芽を出し、花が開くというのは多少の差はあれ、どの花もほぼ一定です。
最も大きな違いとなるのは、いつタネをまくかです。
タネをまかない人は、絶対に花が開くことはありません。
また少しでも早くにタネをまいた人は、それだけ早く花を開かせることができます。
将来成功したい人は、それだけ若いうちから成功のタネをまくことが大切です。
やりたいことを見つけ、楽しみながらどんどん伸ばしていくことで、それだけ成功は早くなります。
どれだけ若い時期に、どれだけ一生懸命になっているかということなのです。
花のタネを早いうちにまくことができる「若さ」を持っている人は、可能性を秘めているということなのです。