人生では自分らしく生きることが大切です。
これに例外はありません。
自分らしく生きることが幸せの道です。
ありのままの自分を生かすことになり、自分の人生を楽しむことにつながります。
「自分らしく生きたい!」という人は世の中に大勢います。
ストレスが減り、笑顔が増え、納得のいく人生を歩めるようになります。
もちろん自分らしく生きたいのは大いに結構ですが、ここで大切なことがあります。
「自分らしさを説明できるか」です。
言葉に詰まってしまうなら要注意です。
自分らしさがわかっていないのに、どうやって自分らしく生きるのでしょうか。
自分らしさがわかっていなければ、自分らしく生きられません。
人生は選択の連続です。
自分らしさがわかっていなければ、自分に合った選択がスムーズにできません。
目の前に選択肢があったとき、どれを選べばいいのかわからず迷ってしまいます。
進路に迷ったとき、どんな生き方が自分らしいのかわかりません。
自分のしたいことや好きなことがわかっていなければ、正しく選ぶのは困難でしょう。
自分らしく生きるためには、まず自分らしさをわかっていることが前提です。
日頃から自分の特徴や性格に目を向け、自分らしさの把握に努めてください。
どんな自分はどんな特徴があって、どんな性格なのか。
どんな考え方を持っていて、どんなことに喜びや幸せを感じるのか。
一言で言えば「自分はどんな人間なのか」ということです。
もちろん完全な把握は難しいかもしれませんが、ある程度の傾向であればわかるはずです。
20歳なら20年分の過去があり、30歳なら30年分の過去があります。
これまで生きてきた過去を振り返ることで、自分の特徴や性格が見えてくるはずです。
「なんだかいいな」「なんだか嫌だな」といった心の声も、自分らしさを知る手がかりになります。
自分らしさがわかっているからこそ、自分に合った選択肢を選べるようになります。
直感的に「こちらがよい」「こうすればいい」「こちらのほうが自分らしい」とわかるようになります。
自分の軸ができて、生きるべき道が見えてきます。
自分らしさがわかっていて、初めて自分らしく生きられるのです。