私たちは、学校で「できるだけ失敗をしないように」と教えられて育ってきました。
国語や算数だけに限らず、すべての科目や出来事に「失敗はできるだけしないように」という教えのもとで、育まれてきました。
そのため私たちはいつの間にか、成功が善であり失敗が悪である意識を持つようになってしまいました。
日本人は思いきった行動ができない国民となり、失敗しないようにと考えるあまりに行動力も一緒になくなってしまったのです。
行動力がない原因が「失敗をしないように」と考えるところにあるということは、行動力を高めるポイントもそこにあります。
つまり「失敗してもいい」と考えるようになると、行動することができるようになります。
自分が自分らしく生きるために、失敗を恐れてしまっては、何もできなくなります。
失敗をすることで学べ、成長や向上に向けて具体的な策を考えることができるようになります。
むしろ「失敗をしないように」と考えるうちは、自分らしく生きられないと考えることです。
自分らしく生きる道は「失敗してもいい」と考えるときに表れます。
どんどん叱られてどんどん失敗できるところにこそ「本当の道」があるのです。