たいてい返事は、早い返事と遅い返事の2種類があります。
「はーい」という遅い返事と「はい」という早い返事です。
時間を無駄なく使い、スピードのある仕事ができる人は必ず返事も早くなっています。
「はい」と、素早く返事をします。
素早い返事ができるというのは、それだけテンポが速いということです。
その人のテンポが速いですから、返事も「はい」と、素早いのです。
それに対して「はーい」「ちょっと考えます」「相談してから決めます」というような遅い返事は、やる気のなさが感じられます。
実際にそのとおりです。
返事1つで、本人にやる気があるかが、簡単にわかります。
早い返事ができる人は、それだけ時間を大切にしているということです。
返事を元気に勢いよくすることは、子どもが得意です。
子どもは好奇心が旺盛で、何でもやりたがります。
返事も「はい」と元気よく、勢いがあります。
子どもは大人を見習いますが、大人のほうこそ、子どもを見習う必要があります。
基本的で大切なことというのは、案外子どものほうがよくわかっています。
「はい」と元気に勢いよく返事をすることも、子どもじみたことと思うかもしれませんが、大切なことを意味しているのです。