執筆者:水口貴博

時間感覚を身につける30の方法

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心に「余裕」がなければ、充実しているとは言えない。

心に「余裕」がなければ、充実しているとは言えない。 | 時間感覚を身につける30の方法

忙しくしている姿と充実している姿は、見た目はとてもそっくりです。

どちらのタイプとも慌ただしく動き、少ない時間を有効に活用していることがわかります。

しかし、よく見てみると、見た目は同じようでも、表情が違っていることがわかります。

忙しくしている人はこわばった表情をしていることに対して、充実している人の顔はとても楽しんでいる表情になっています。

見た目は慌ただしく動いているのに、なぜ表情にこれほど違いが出てくるのでしょうか。

それは「余裕」が大きく関係しています。

充実している人は余裕を持って行うことができていますから、楽しみを味わえます。

しかし、いくら楽しいことだからとはいえ、余裕がなければ楽しさを感じる時間もありません。

忙しいという字は「心」を「亡くす」と書きます。

忙しいという字の左側は「立心偏」と言って、人の心を表現する漢字です。

まさに余裕がなく心を亡くしている状態が「忙しい」という状態なのです。

たまに「忙しい忙しい」と言っている人を見かけます。

自分の忙しさを遠回しに自慢し、自分がどれだけ価値のある人間であるのかを言っている人です。

忙しいという言葉だけならまだしも、忙しいといいながら顔は「へへ」と笑っているところが、これまた怖い。

自分が心を亡くしてしまうほど忙しいことに、自分で酔っているのです。

時間を有効に活用できている人は、心を亡くしていません。

心に「余裕」を持った状態で楽しんでいる人が、充実した時間を送ることができているのです。

時間感覚を身につける方法(10)
  • 心に「余裕」を持って、充実した時間を送る。
確かめる時間を省かない。

時間感覚を身につける30の方法

  1. 時間を上手に使う人には「知恵」がある。
  2. まずは効率の悪いことを経験する。
  3. 時間を大切にするとは、同じ失敗を二度と繰り返さないということ。
  4. 「だらだらした1時間」と「集中した1時間」は、まったく違うことに気づく。
  5. お金持ちより、時間持ちになろう。
  6. 休むことは、時間を大切にするということ。
  7. 時間は、自分を厳しく叱ってくれる先生。
  8. 大切なことほど、最初に話す。
  9. 「ちょっと」は禁句。
    具体的に言おう。
  10. 心に「余裕」がなければ、充実しているとは言えない。
  11. 確かめる時間を省かない。
  12. やると決めたからには、重い腰をさっと上げる。
  13. スピードのある人は「はい」と素早く返事ができる。
  14. 子どものころに教えられたことほど、大切なこと。
  15. 感謝をすることは、人との関係を促進させる効果がある。
  16. 適齢期より「今やりたい」という気持ちを大切にする。
  17. ささいなことに対する気遣いに、相手の優しさが感じられる。
  18. 上手な時間の使い方とは、充実した時間を送るということ。
  19. 好きなことで、忙しくなろう。
  20. 人には人のテンポがある。
  21. 時間を有効に使いたいときほど、行動に出る。
  22. 緩急をつけて、リズムを大切にする。
  23. 最初の1歩が大切。
    手紙は宛先から書き始めよう。
  24. 残りの人生を考えると、生き方が変わってくる。
  25. 利益があるかどうかより、楽しめるかどうかを基準に考える。
  26. すべてを1人で抱え込まない。
    できないことは、できる人にやってもらう。
  27. 肩書ではなく名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  28. 見せる努力は、努力とは言わない。
    本当の努力は、見えないところでするもの。
  29. やるべきことを後回しにすると、精神的ストレスが大きくなってしまう。
  30. 時間がないのではない。
    時間の使い方が下手なだけだ。

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