集中力は、出そうと思っても、なかなか出るものではありません。
集中力を出すことに気が向いてしまえば、逆に集中できなくなります。
集中力というのは「気づけば集中していた」「いつの間にか集中していた」といった感じです。
いつどこで出るのか不安定とも思える集中力ですが、集中できる瞬間にはある共通点があります。
好きなことをしているときです。
特に好きなことで忙しくなっているときほど、集中できています。
忙しいのは「心」を「亡くす」と書きます。
もちろん過剰な忙しさは体に毒ですが、好きなことへの忙しさは逆に心身ともに健全な状態にしてくれます。
好きなことをして自分が楽しむことができる。
好きなことをしているから、集中もできる。
そのうえ、適度な忙しさのおかげで時間を有意義に使うことができる。
これが上手な時間の使い方です。
好きなことをしていると、自然と時間を有意義にさせることができます。
どうせ忙しくなるなら、自分の好きなことをして忙しくなりましょう。
好きなことで忙しくなっているときに限っては、夢中になることができ、よい意味で「心」を「亡くす」ことができるのです。