執筆者:水口貴博

就職活動のメール30のマナー

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メールでも、省略は使わない。

メールでも、省略は使わない。 | 就職活動のメール30のマナー

履歴書の作成では、省略した言葉は使わないのが基本です。

省略は手抜きと判断され、評価を落とす対象になるからです。

履歴書は、採用を決める重要書類ですから、きちんとした書き方が求められます。

この考え方は、メールの作成においても同じです。

履歴書はきれいに書けても、メールになると、手抜きをする人が多い。

履歴書とは違い、メールはデジタルであるため、気軽に書きやすい心理が働きます。

しかし、たとえメールであっても、ビジネスの一部ですから、省略は避けるのが基本です。

たとえば、相手の企業名です。

メールで企業名を出すときは「(株)」ではなく「株式会社」と書きましょう。

また、前株の「○○株式会社」なのか、後株の「株式会社○○」なのか、きちんと確認して区別します。

メールで名乗るときも「○○大学の水口と申します」という省略した言い方はよくありません。

「○○大学の水口貴博と申します」というように、フルネームで書くほうが丁寧な印象を与えます。

メールの署名にある自分の住所も「1-2-3」ではなく「1丁目2番3号」というように、正式に書きましょう。

就職活動は、迷ったら、正式名称です。

省略で不快感を与えることはあっても、正式名称で不快感を与えることはありません。

堅苦しすぎないかと思いますが、就職活動では、できるだけ丁寧な対応を心がけたほうが賢明です。

就職活動のメールマナー(7)
  • メールでも、省略は使わず、正式な書き方を心がける。
サービス名や商品名も、正式名称を使うのが丁寧。

就職活動のメール30のマナー

  1. 就職活動で企業に送るメールは、ビジネスのメールと考える。
  2. 就職活動に、フリーのメールアドレスを使ってもいいのか。
  3. 個人的な趣味を表現したメールアドレスは、使用しないのが賢明。
  4. メール1通に時間をかかっても、恥じる必要はない。
  5. 企業に問い合わせる際、匿名やニックネームでもいいのか。
  6. 絵文字や顔文字を楽しむのは、プライベートの範囲を心がける。
  7. メールでも、省略は使わない。
  8. サービス名や商品名も、正式名称を使うのが丁寧。
  9. 読みやすいレイアウトで大切なのは3つ。
    改行・空行・箇条書き。
  10. メールの件名は、本当に件名として適切な一言であること。
  11. 就職活動中は、こまめにメールの確認。
  12. 就職情報サイトからのお礼のメールは、返信が必要か。
  13. 読みにくい漢字や読み間違いやすい漢字には、ふりがなをつけると丁寧。
  14. メールの本文を書いている途中で送信してしまうミスを防ぐ工夫。
  15. 依頼だけのメールは、用件はわかっても、素直に受け止められない。
  16. メールの返事が遅くて迷惑になることはあっても、早くて迷惑になることはない。
  17. 自分がどんなに忙しくても、相手を思いやる一言を加えよう。
  18. 形式張った文章では、きちんとした内容でも、気持ちが伝わりにくい。
  19. 学生が社会人に送るメールでは「重要」「緊急」などの注意書きを使用しない。
  20. メールの署名に、余分な装飾は不要。
  21. 住所のない名刺やメール署名は、通用するか。
  22. 一度送信すると取り返しがつかないメールは、送信前の確認が特に重要。
  23. テンプレートを使ったメールでも、送信前の確認は不可欠。
  24. メール送信前の確認項目。
  25. メールを送る時間は自由ではあるが、できるだけ常識の範囲を心がけたい。
  26. 名前や敬称の誤りは、相手の顔に泥を塗る行為。
  27. 内定辞退に適切な手段は、メールより電話。
  28. 友人に送るメールを、間違って企業に送ってしまったときの対処。
  29. メールを送っても返信がない場合に考えられる、3つの原因。
  30. メールの返信がないときの催促には、要注意。

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