メールで心がけるのは、読みやすい文章だけではありません。
読みやすいレイアウトも心がけるようにしましょう。
言葉遣いが丁寧な文章でも、読みにくいレイアウトでは、送信者の印象が悪くなる場合があります。
改行を含めずに、文章をつなげて書くこともできますが、読みにくくなるのは確実です。
読みにくいレイアウトは、相手のことを考えず、ぐだぐだと長話をしているかのような印象です。
文章を目で追うために集中しなければならず、読み手を疲れさせるのです。
読みやすいレイアウトで大切なのは、3つあります。
改行・空行・箇条書きです。
1文章ごとに改行を入れましょう。
1文章ごとに行を変えれば、文章の区切りが明確になり、読みやすくなります。
話が変わる部分では、空行を入れましょう。
1行の空行があるだけで、直感的に「ここから別の話が始まる」とわかります。
メールの内容によっては、2文字分や3文字分の空行であってもかまいません。
一呼吸置いているような様子を伝えることができ、メールに落ち着いた雰囲気を出せます。
文章として表現するより、箇条書きとして表現したほうが、読みやすくなる場合があります。
たとえば、打ち合わせの日程を記載する場合です。
日付・時間・場所などは、それぞれを箇条書きにするといいでしょう。
箇条書きは、すでに情報が整理されている様子に見えるため、読んだときの理解が早くなります。
直感的に見やすくなり、文章のリズムもよくなります。
重要事項についても、箇条書きを使えば、強調しやすくできる効果があります。