自分の信頼を高める方法があります。
守れる自信のない約束をしないことです。
あなたが約束をするかどうかの基準は何でしょうか。
「守れそうなら約束する。守れなさそうなら約束しない」
おそらく、こうした感覚ではないでしょうか。
実は、この感覚には欠点があります。
「守れそうなら約束する」と思うことでも、守れない可能性があることです。
「約束」というキーワードは、簡単に言えますが、重く考えることです。
軽い気持ちで約束するのは、よくありません。
「もし守れなくなれば、そのときに謝ればいい。軽い内容なら相手も許してくれるだろう」と思います。
たしかに軽い内容なら、相手も許してくれるでしょう。
しかし、たとえ許してくれても、相手には「約束を守れなかった」という事実として判断されます。
大切な信用を失っているのです。
約束をするときには、慎重になることです。
守れる自信がない約束は、しない。
約束をするときには、必ず守れる内容だけ厳選します。
約束を果たす自信がなければ「守れる自信がない」と正直に言って、素直に謝りましょう。
正直に断るほうが、かえって信頼を高めます。
「本当に約束を大切にしている」という姿勢が伝わるからです。
ささいなことでもいいですから、確実に自分が守れる約束だけを続けていきましょう。
この習慣を続けていれば、自然とあなたの信頼が高まります。