人と接していると、いらいらして怒鳴りたくなるときがあります。
不作法な子どもをしつけで怒鳴ろうとしたり、友人の態度に腹が立って怒鳴ろうとしたりなどです。
そこで怒鳴ったら、怒りがそのまま相手にぶつかります。
相手から嫌われたり、喧嘩に発展したりすることもあるでしょう。
いらいらして怒鳴ろうとした瞬間が大切です。
本当の自分が試される瞬間です。
怒鳴りたいと思ったら、にっこりするのです。
その瞬間、お互いが成長できます。
怒鳴ろうとした瞬間は、相手の表情や雰囲気から、相手にわかるものです。
怒鳴るであろう瞬間に、にっこりされると「今、怒鳴るのを我慢したな」とわかります。
相手が落ち着いた態度を見せることで、自分の未熟な言動が浮き彫りになります。
自分の配慮が足りなかったことに気づきます。
「悪いことをしたな」と素直になり、反省を促す効果があります。
相手は、1つ成長します。
自分にとっても成長です。
怒鳴るのをぐっとこらえ、逆に笑顔を作ることができました。
これが、気持ちのコントロールです。
気持ちをコントロールできるのが大人です。