自分が初めて上司になったときに困るのが、部下への接し方です。
「生まれて初めて上司になった」ということは「生まれて初めて部下を持った」ということです。
やはり初めての仕事は、どうしていいのかわからず、戸惑うものです。
また、部下が年下とは限りません。
年上の部下がいることもあります。
年上にもかかわらず、部下として対応するのは難しく感じるでしょう。
部下への接し方がわからないとき、アドバイスがあります。
部下を「家族」と思うのです。
会社という家で一緒に生活する、家族です。
もし部下が男性なら、弟と考えます。
もし部下が女性なら、妹と考えます。
年下の部下でも、年齢は意識せず、そういうものだと思い込みます。
もちろん戸籍上は家族ではありませんが、難しく考えず、そう思い込んでください。
おのずから部下への接し方がよくなります。
接するときは、自然と相手の懐に入るような態度が意識できるはずです。
叱るときも、愛情を持って叱ることができるようになるでしょう。
家族と思うことで、これまで以上にチームワークを強く意識できるでしょう。
部下を家族と思うことで、言葉や態度がよくなります。
それは必ず、部下に伝わります。
部下との良好な関係が結べるのです。