「あなたの趣味は何ですか」
そう聞かれて、すぐ答えられますか。
「趣味がない」という人もいるでしょうが、やはり趣味はあったほうがいいです。
世の中を見てください。
無趣味の人より、趣味がある人のほうが、明らかに楽しそうです。
ぼうっとしている人より、テニスをしている人のほうが、生き生きしています。
じっとしている人より、ガーデニングをしている人のほうが、目が輝いています。
長生きをしている人には、必ずと言っていいほど、趣味があります。
趣味と幸せは、密接に関係しています。
趣味は、人生を豊かにする手段です。
趣味とは、徹底的に自己満足だけを追求した世界です。
得手不得手も関係ありません。
商品の値段は、需要と供給のバランスで決まりますが、趣味の価値は、完全に自分の判断で決まります。
自分が楽しく感じるなら、正解です。
ジャンルや世間体にとらわれず、自分が純粋に「楽しい」と感じることをやりましょう。
読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、絵画鑑賞。
あらゆるスポーツ。
ガーデニング、盆栽、茶道、華道。
国内旅行、海外旅行。
博物館巡り、美術館巡り、駅巡り。
サイクリング、ツーリング、ドライブ。
クロスワードパズルや切手の収集も、立派な趣味の1つです。
うまくできなくてもいいのです。
役立たなくてもいいのです。
認められなくてもいいのです。
趣味は、自己満足で完結するものですから、自分が幸せを感じるなら十分です。
「50代から新しい趣味なんてできるのか」と思いますが、趣味に年齢は関係ありません。
年齢に関係なく、趣味はいつからでも始められます。
年齢も成果も関係しないところが、趣味の素晴らしい点です。
これほど素晴らしい趣味を持たないのは、人生の大きな損失です。
趣味を持ち、人生の楽しみを、1つでも2つでも増やしましょう。
1つと言わず、贅沢に、2つでも3つでも持つべきです。
趣味が、あなたに生きがいをもたらし、幸せにしてくれるのです。