公開日:2012年11月10日
執筆者:水口貴博

60代がしておきたい30のこと

  • 定年退職後、
    第2の人生が始まる。
60代がしておきたい30のこと

定年退職後、第2の人生が始まる。

60代の一大イベントといえば、やはり定年退職です。
早い人では50代で迎える人もいるようですが、一般的には60代が多いでしょう。
仕事を続けていた生活から、仕事をしなくなる生活へと変わります。

60代は意外に、頭も体も、よく動く。

60代は、定義上「年配者」に当たります。
「おじいさん」「おばあさん」になりつつある時期です。
事実、足腰が弱ったり、認知症の兆しがあったりする60代がいるのも、たしかです。

慎ましい生活をすれば、長生きできるとは限らない。

あなたの周りに、定年退職後、慎ましい生活を送っている人はいませんか。
欲を出さず、家でじっとして、テレビや新聞ばかり読んでいる人たちです。
高齢であることを考え、無理がないよう、慎ましい生活を送っています。

60代からは「新しい生きがい」が必要になる。

生きがいとは、何でしょうか。
生きがいとは、生きていくための支えとなる目標や心の張り合いです。
「生きていてよかったな」と思えることです。

我慢していたことを、思い出そう。

あなたには、我慢していたことがあるはずです。
「我慢をせずに生きてきた」という人は、ほとんどいません。
おしゃれをしたい気持ちがあっても、仕事上の都合で、できませんでした。

「やりたくない」と「興味がない」を、きちんと区別する。

「やりたくない」と「興味がない」。
どちらも日常でよく聞かれる言葉ですね。
響きが似ているためか、混在して使っている人も多いのではないでしょうか。

興味が出ないのは、行動しないから。
きっかけは、本屋にある。

「何もやる気が起きない」
「何も興味がない」
そんな弱音を吐いていませんか。

あなたの旅立ちを邪魔しているのは、名刺かもしれない。

定年退職後、前に勤めていた会社の名刺を持っていますか。
「記念に持っている」という人も、いるかもしれませんね。
有名な会社であったり、肩書が高かったりすると、捨てにくいものです。

明るい服装にすると、気持ちも明るくなり、行動力も出てくる。

60代の元気は、服装からです。
今、どのような服装ですか。
地味だったり暗かったりする服装が多いのではないでしょうか。

60代からの平日は、王様気分を味わえる。

定年退職をすると、平日の印象が変わります。
今まで苦手だった平日が、好きになります。
これまで会社に勤めていたころは、平日は仕事で、週末が休日でした。

70代の足腰を決めるのは、60代の過ごし方。

70代の足腰は、60代で決まります。
定年退職をしてぼうっとしていませんか。
「暇だ」「やりたいことがない」「興味がない」と言ってぼうっとしていると、あっという間に足腰が弱ります。

自然と朝早くに目覚めてしまう。
さて、どうするか。

60代あたりから、生活リズムに大きな変化が現れます。
自然と、朝早くに目が覚めるようになるのです。
朝が弱い人でも、突然朝に強くなります。

ウォーキングは、夫婦で楽しむのが一番。

健康維持のためにぜひ取り入れたいのは、ウォーキングです。
60代になれば、体の衰えが目立ち始めるので、日課にすることをおすすめします。
ウォーキングは、体全身の筋肉を効率よく動かす最良の手段です。

パートナーとの関係が、これからの本当の財産。

「老後をうまくやっていくためには、何が必要か」
そう考えるとき、やはり真っ先に思い浮かべるのは、お金でしょう。
もちろんお金は大切です。

定年退職をすれば、今までの成功体験は、忘れたほうがいい。

60代は、成功体験をたくさん積み上げていることでしょう。
「こうすればうまくいく」「この方法が自分に合っている」という法則を、たくさん身につけているはずです。
成功体験は、自分の財産です。

60代こそ、旅行と登山のベストタイミング。

60代のうちに経験してほしいことが、2つあります。
「旅行」と「登山」です。
60代の時間の過ごし方は自由ですが、この2つだけは、60代のうちに強くおすすめします。

好きなこととはいえ、無謀なことは控える。

風呂場で救急車に運ばれるのは、年配者が多いと言います。
年配者は熱い湯を好むうえ、長湯をしやすい傾向があります。
温泉が好きとはいえ、無理な長湯はよくありません。

楽しんでいる姿を見せるのが、最高の子ども教育。

60代になれば、子どもへの教育方法が少し変わります。
くどくど口うるさく言うのは、もう終わりです。
子どもとはいえ、もう大人です。

地元への愛情が出てきたとき、どうするか。

60代になると、若いころになかった思いが湧き上がるようになります。
地元への愛情です。
もちろんこれまでも地元のことを考えることはありましたが、軽く考えることが大半でした。

地域の人とのつながりは、幸せにもつながる。

ご近所との付き合いは、どのくらい充実していますか。
会社に勤めていたころは、仕事を通して、いろいろな人と出会えました。
出会うつもりはなくても、強制的に出会える状態であったため、人脈もできました。

積極的に、若い人に話しかけよう。

60代になれば、新しい友人を作りましょう。
新しい人と知り合うことで、新しい生き方や思想が学べます。
人生観に、限界はありません。

60代が若い人と接するときの方法。

60代が若い人と接するとき、偉そうになりやすいため要注意です。
「自分のほうが偉い」「自分のほうが正しい」と思いやすいからです。
自分のほうが上である意識があると、見下すような態度になり、つい横柄な態度になります。

孫の遊び相手も、立派な仕事。

60代の仕事は、シンプルです。
孫の遊び相手です。
孫と一緒に散歩をしたり、話し相手になったりするだけでいいのです。

60代に必要なのは「教える姿勢」より「教わる姿勢」。

「自分は、教える立場として振る舞わなければいけない」
そうした気持ちに、心当たりはありませんか。
年齢が高くなるということは、年下が増えるということです。

古い話ばかりを繰り返していませんか。

最近、自分が口にした話題を振り返ってみてください。
古い話ばかりを繰り返していませんか。
「会社員のころは、こういう仕事をしていた」

60代からの起業もある。

60代になると、基本的に定年退職をします。
仕事を続けたい意思があっても、辞めなければいけません。
定年退職は、法律で定められているため、どうしようもありません。

健康と思っても、健康診断は必ず毎年受けること。

定年退職をした後は、健康診断を毎年必ず受けましょう。
会社員のころは、毎年会社を通して健康診断があったため、自分から進んで受ける必要はありませんでした。
毎年受けていたおかげで、何か問題が見つかっても、すぐ対処できました。

自分の生き方を、子どもに強要しない。

人は誰でも「自分が正しい」と思います。
「そう思いたい」という傾向もあります。
自分の生き方を否定するのは自分を否定することになるため、正しいと思いたいと思う傾向があります。

万が一のために家族と話しておきたい、2つの話題。

人生は、いつ何があるかわかりません。
自分はまだまだ長生きすると思っても、ある日突然、不幸が襲うことがあります。
そのときになって考えればいいと思いますが、そうもいかない場合があります。

人生最大の親孝行とは。

あなたは、何歳まで生きたいですか。
そろそろ寿命について、具体的に考える年ごろではないでしょうか。
自分の人生ですから寿命の決め方は自由ですが、1つだけ、心がけてほしい目安があります。

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