50代は、人生で最も出費が多い10年間です。
子どもは大学生になり、学費が急に増えます。
一戸建てを購入すれば、毎月のローンが重くのしかかります。
出費ばかりが増え、うんざりしている人も多いことでしょう。
しかし、支出ばかり考えるのはよくありません。
出ていくお金ばかりに注意を向けていれば、気持ちまで暗くなって当然です。
少し考え方を変えてみてください。
出費は「消費」ではなく「投資」と考えるのです。
たとえば「子どもの学費にお金がかかる」というのは「子どもの教育に投資している」と考えることができます。
お金はかかりますが、子どもは学校で有意義な授業を受け、ぐいぐい成長できます。
「家のローンが苦しい」というのも、無駄な消費ではありません。
一戸建てを持つことで「家庭に投資している」と考えることができます。
おかげで、パートナーとの関係が良好であったり、子どもも落ち着いて勉強できたりします。
子どもや家庭に投資をしているのですから、意味があります。
決して無駄な出費ではないのです。
そうしたことに気づけば、気持ちが明るくなってきませんか。
人生で最も出費が多い50代は、同時に最も投資が多い時期と考えることができます。
50代は、そういう時期です。
出費ではなく、投資と考えることです。
お金の工面が大変な10年間ですが「最も投資をしている時期だ」と考え、乗り越えましょう。