中学を卒業した私は、高校生活が楽しみでした。
高校には、中学のころから強い憧れがありました。
テレビや雑誌などで、楽しく過ごす高校生を見ていた影響を受け、高校が待ち遠しくてたまりませんでした。
高校生は、いつも何かに焦る時期です。
何に焦りを感じるのかというと、あらゆることです。
勉強をいくらしても、勉強量が足りない気がします。
高校の勉強になると、さすがに日常では使わない知識もたくさん出てきます。
そんなとき、ふと思います。
「こんなことを勉強しても、役立たないだろうな」と。
毎日学校へ通うときの通学路を、思い出してみましょう。
通い慣れた通学路。
平凡に見える通学路ですが、実はあなたを支える一部です。
あなたの学校では、どのような学生服ですか。
学生服のない学校も一部にはありますが、やはり学生服の着用を義務づけた学校が多いのではないでしょうか。
学生服を着ている学生は、私服の学生を、羨ましく思うものです。
高校生は、本格的に進路を考える時期です。
小学生は中学に行くのが当たり前であり、中学になると高校に行くのが当たり前でした。
進路とはいえ、決まっているようなものです。
あなたの学校では、学生服が必要な学校ですか。
もし、学生服が必要な学校なら、ラッキーです。
堅苦しいと感じる学生服ですが、1つのファッションです。
学校では、勉強ばかりの毎日です。
問題には、必ず答えがあります。
正しければ丸がもらえ、間違っていればぺけです。
高校時代のあらゆる学校行事は、すべて出席です。
始業式、修学旅行、運動会、学園祭、終業式、卒業式は、もちろんです。
芸術鑑賞会、音楽演奏会、講演会、創立記念式典、防災訓練なども含めます。
運動会は、どのような姿勢ですか。
「自分はどうせ最下位だから、手を抜いてしまえ」と思うのはよくありません。
一生懸命でビリになっても、本気になったのですから、いい結果です。
まったくわからない問題は、先生のところへ聞きに行きやすいです。
難しい問題は「まったくわからない」という理由があるため、堂々と聞きに行けます。
まったくわからなければ、ほうっておくわけにもいかず、先生のところへ聞きに行くしかありません。
「はあ(ため息)」
ため息は、うっかり出てしまうものです。
元気がなかったり、つらいことを思い出したりすると、自然とため息が出てしまいますね。
高校生は、夏休みの過ごし方が重要です。
およそ1カ月間ある、1年で最も大きな休暇です。
何をするのも自由です。
友情は、いつからできるのでしょうか。
友人との関係は、目に見える物ではありません。
どのくらい仲良くなれば友情と呼べるのか、はっきりしませんね。
幼いころは、やれば何でもできるような気がするものです。
時間が無限にあるような気がしました。
まだ現実や自分のことをよくわかっていなかった時期です。
「度胸試しに、万引をしよう」
友人からそう言われたとき、あなたならどう答えますか。
やんちゃなタイプの友人がいると、そういう場面に出くわすことがあります。
高校時代にアルバイトは、不要です。
してはいけないとは言いませんが、おすすめはできません。
大学生になれば、社会経験としてアルバイト経験も必要ですが、高校生には少し早すぎます。
朝起きると、ひどい大雨のときがあります。
バケツがひっくり返ったかのような大雨。
吹き飛ばされそうな風。
友人が誕生日のとき、どうしていますか。
大切な友人のために、プレゼントを準備していることでしょう。
誕生日を迎える友人は、幸せです。
高校時代は、あらゆることに頑張ることが大切です。
勉強や部活動では全力を出したり、恋愛を存分に楽しんだりなどです。
全力を尽くすことは、素晴らしいことです。
高校時代は、何か検定を取っておきましょう。
勉強するついでです。
勉強に専念できる高校時代ですから、検定や資格にも取り組みやすいはずです。
高校時代には、何か検定試験を取っておくことをおすすめします。
高校は、勉強への勢いがある時期です。
勉強の勢いに乗って検定の勉強もすれば、はかどります。
裁判所の傍聴をしたことはありますか。
傍聴とは、当事者以外が、発言権なしにその場に行き、やりとりを見聞きしに行くことです。
他人が裁かれる様子を、関係ない人が見るのは変な感じがしますが、裁判の公正を保つ意味から、一般にも公開されているのです。
勉強は基本的に、1人でするものです。
いくら親や先生が応援しても、本人が勉強しないことには、成績も上がりません。
勉強するのは、本人です。
「勉強のやる気が出ないなあ」
学生なら、一度は抱える悩みです。
もはや勉強の悩みの大半は「やる気が出ないこと」と言ってもいいでしょう。
高校3年のとき、ある有名アーティストのライブコンサートに行ったことがあります。
全国ツアーで各地を回り、たまたま地元にもやってくるようでした。
友人の一人が大ファンで、私に「一緒に見に行こう」と誘ってきたのが、きっかけでした。
受験期は、ナイーブです。
受験は、人生を決める一大イベントです。
受験勉強では、勉強にも気合が入ります。
高校時代、楽しいと思うことは何でもやっておきましょう。
スポーツ、遊び、学校行事もすべて自分のためになります。
もちろん恋愛も、大切な経験です。
高校生は、情緒が不安定になる時期です。
嬉しいことがあったかと思えば、ささいなことでいらいらします。
昼間は楽しくて大笑いする一方、夜になると急に悲しい気分になり、胸が苦しくなります。
清少納言の『枕草子』に、ユニークな場面が登場します。
若者の言葉の乱れを嘆く場面です。
笑ってしまいませんか。