最後に叱られたのは、いつですか。
3日以内に叱られた記憶があるなら、大丈夫です。
あなたは、周りの人から期待されています。
親や先生が叱るのは、あなたが嫌いだからではありません。
期待しているからです。
「あなたには立派な大人になってほしい。だから、ここはこうしてほしい」
期待しているから、細かいことを叱ってきます。
叱る身になればわかるのですが、叱るのは面倒です。
体力も使います。
避けられるものなら、避けたいです。
しかし、これから未来を担う子どもたちのためを思うと、ほうっておくわけにもいきません。
だから、大人たちは叱ります。
期待の表れなのです。
もし10代で叱られなくなったら、最後です。
「見捨てられた」という意味です。
「この人に言ってもわからない。どうせ言っても言うことを聞かないだろう。改善の見込みがない」と思われています。
「本当のダメな人間」と言われているようなものです。
無視されるのが、一番つらいのです。
叱られるのは、ありがたいことです。
叱られたときはむかむかしますが、ゆっくり言葉を消化していきましょう。
落ち着いて考えると、大人たちの言葉は、必ず意味があります。
それに気づくかどうかは、あなたしだいです。