執筆者:水口貴博

40代がしておきたい30のこと

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だらだらした教育をしない。

だらだらした教育をしない。 | 40代がしておきたい30のこと

40代は、教育の10年です。

家庭なら、わが子に教育です。

会社なら、部下を教育です。

未来を担う人を育てるために、経験豊富なあなたの教育が必要です。

若い人も、頼りになるあなたからの教育を求めています。

全身全霊で教育することで、わが子も部下も、すくすく育つことでしょう。

しかし、自分の思いとは相反して、相手のためになっていない教育になることがあります。

無駄に長い話です。

あなたが教育するとき、どのくらいの時間を使っていますか。

もちろん教育内容によって、必要な時間も異なりますが、無駄に長すぎる話になっていないでしょうか。

無駄な話が含まれていたり、余分な一言があったりなどです。

わが子や部下を熱心に教育しようとするとき、よくありがちな現象です。

「伝えたい」という気持ちが強いほど、話にいろいろ盛り込んでしまい、長くなりやすいのです。

長い話は、要注意です。

せっかくためになる話でも、話が長ければ長いほど、論点がずれやすくなります。

「何が言いたいのだろう」と思い、相手の心に響かないことがあるのです。

くどくど話が長すぎれば、相手によっては不快感を抱く場合もあります。

教育のために話をするなら、できるだけ短くするように心がけましょう。

キーワードは「簡潔」です。

わかりやすい表現を使い、要点だけをまとめて伝えます。

短ければ短いほど、相手の心にすっと入ります。

もし、相手が物足りないと感じるなら「もっと聞かせてほしい」と言ってくるはずです。

すべてを語らないことで「自分で考える力」を養う効果もあります。

それが本当の意味で、相手のためになる教育です。

40代がしておきたいこと(12)
  • 話は、簡潔にまとめる。
若々しい40代は、年下にも「すごいですね」「さすがですね」と言える。

40代がしておきたい30のこと

  1. まず、半生を振り返る。
  2. やり残していたことがあれば、40代がベストタイミング。
  3. 「今さら」と「今から」。
  4. 40代は、まだ若い。
  5. 40代は、大きなことを始める時期。
  6. かっこいい40代は、どこで決まるのか。
  7. 「怒る40代」ではなく「理解する40代」になる。
  8. 保守的な仕事をしていないか。
  9. 40代がこだわるのは、技能より勘。
  10. 40代に求められる能力は、褒めて育てる力。
  11. 偉そうな態度は、無意識のうちに出てしまうもの。
  12. だらだらした教育をしない。
  13. 若々しい40代は、年下にも「すごいですね」「さすがですね」と言える。
  14. 40代になっても、手本は必要。
  15. アドバイスを引き出す一言。
    「あなたなら、どうしますか」。
  16. 私たちの人生は、たくさんの立場で埋め尽くされている。
  17. 人間関係に挟まれる40代は、1人で遊ぶ時間が必要。
  18. ジョークとユーモアの違いとは。
  19. 40代になれば考えたい、老眼。
  20. できないことも「自分の一部」と思って、受け入れる。
  21. 40代からは、ウォーキングを日課にしよう。
  22. 子どもは、親であるあなたを見て、育っている。
  23. 子どもに堂々と勉強を教えられるのは、40代が最後。
  24. 親戚の顔が見られるのも、今のうち。
  25. 親戚と家族との仲を、同時に深める方法。
  26. 両親の話は、両親より親戚に聞いたほうが、面白い。
  27. 血縁関係のある親戚から、一族の特徴を探る。
  28. いま一度、パートナーとの新鮮な関係を取り戻す。
  29. 40代が考えておきたい、更年期への心構え。
  30. 避けられない親の介護。

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