執筆者:水口貴博

好きなことを仕事にしよう

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自分という審判ほど、厳しい審判はいない。

自分という審判ほど、厳しい審判はいない。 | 好きなことを仕事にしよう

好きなことをするとき、自分が審判をします。

善しあしは、自分が判断します。

自分の価値観は、他人には理解できないため、自分が判断します。

「自分が決めるなら簡単だね」と思うなら、勘違いです。

逆です。

むしろ、厳しいです。

たとえば、作家を目指す人がいるとします。

普段から、本を読むのが大好きです。

たくさん本を読んで吸収したことを活用して、文章を書きました。

ほかの人に見せると「いいね」と褒めてくれます。

しかし、自分では納得できません。

「まだ表現が乏しい」

「きれいにまとまっていない」

「言いたいことを、言い切れていない」

自分という審判が、なかなかOKを出してくれません。

好きなこととは、自分が最もこだわりを持っていることです。

最もこだわりを持っていることですから、合格ラインも、最も厳しくなるのです。

好きであるほど、合格ラインも厳しくなります。

本当に満足することは、めったにありません。

学校では、あらかじめ正解が存在しています。

回答を見れば、正解がはっきりわかります。

同時に、なぜ間違えたのかがわかり、次からどうすればいいのかも、わかります。

しかし、好きなことの正解は、自分が決めなければいけません。

たいていの場合、満足できないものです。

にもかかわらず、どうすればもっとよくなるのかは、はっきりわからないのです。

どこかにあるのですが、わからないから、苦しいです。

より良い品質を、いつまでも追い求める旅です。

「より良い正解に近づく」というイメージです。

なかなかOKしてくれない自分という審判に、鍛えられるのです。

好きなことを仕事にしよう(26)
  • 自分という厳しい審判に、鍛えられる。
好きなことをしている人に、定年退職はない。

好きなことを仕事にしよう

  1. お金が幸せの基準になる時代は、終わった。
  2. 嫌いなことをしてお金を稼いでも、本当の幸せにはなれない。
  3. 嫌いな仕事をしている人は、結局、お金の奴隷である。
  4. 好きなことにお金がかかるというのは、嘘。
  5. これからは「いかに遊んだか」が、収入の差になる時代。
  6. これからは、体験の蓄積が重要になる。
  7. 趣味の中に、好きなことが隠されている。
  8. 好きなことをやっている人に、自殺する人はいない。
  9. 最初から、お金持ちになる夢は忘れること。
  10. チャンスが足りない今の時期こそ、チャンスである。
  11. ベースにするのは、老後ではない。
    死をベースにするのだ。
  12. 自分独自の魅力は、好きなことから深めることができる。
  13. 個人が目指すべきは、オンリーワン作戦。
    オンリーワンには競争がない。
  14. 「選択と集中」には、大切な言葉が抜けている。
  15. 好きなことを仕事にするための、現実的な方法。
  16. 失敗のない人生なんてつまらないと言いつつ、失敗のない人生を求めていませんか。
  17. 不器用でも、やる気があれば、成功する。
  18. それは本当にリスクなのか。
    リスクと思い込んでいるだけではないのか。
  19. ピンチになったときに口にする言葉で、人生が変わる。
  20. 好きなことにつながるなら、遊びも、勉強になる。
  21. まだまだあなたは、遊び足りない。
  22. 好きなことに没頭すると、現実を見る目が変わる。
  23. 幸せそうな雰囲気は、好きなことから生まれる。
  24. 好きなことをやり始めると、クレームに強くなる。
  25. スポーツの審判は他人。
    好きなことの審判は、自分。
  26. 自分という審判ほど、厳しい審判はいない。
  27. 好きなことをしている人に、定年退職はない。
  28. 年金の心配がいらなくなる。
  29. 「こんなに遊んでばかりでいいのか」と思ったときが、分かれ道。
  30. 嫌いな仕事をしても一生。
    好きな仕事をしても一生。

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