公開日:2010年12月7日
執筆者:水口貴博

異業種交流会を楽しむ30の方法

  • 異業種交流会では、
    事前準備ですでに勝負が半分決まっている。
異業種交流会を楽しむ30の方法

異業種交流会では、事前準備ですでに勝負が半分決まっている。

異業種交流会では、事前準備が重要です。
交流会の最中、いかにたくさんの人と知り合うかも大切です。
しかし、それ以上に、たくさんの人とスムーズに知り合うためには、いかに事前に準備を整えておくかです。

目的を持って交流会に出かけるから、面白くなる。

「なんとなくいいことがあるかもしれない」
中途半端な気持ちで出席すると、異業種交流会は失敗します。
目的が何かわからなければ、交流会に出席しても、だらだらした時間だけが過ぎます。

主催者と仲良くなれば、出会いが倍に増える。

交流会の会場に到着すれば、さっそく知らない人に話しかけたいところです。
しかし、その前にするべきことがあります。
主催者への挨拶です。

異業種交流会は、開始時間前から始まると思っていい。

ほとんどの場合、異業種交流会は時間どおりに行われません。
悪い意味ではなく、いい意味です。
予定時間より、遅く始まるのではありません。

交流会が始まった瞬間、人のことがわかる。

交流会は、開始時間の瞬間から、会場にいる人たちのことがわかります。
開始時間より早めに来る人がいます。
こういう人は、出会いに積極的で行動が早く、仕事もできることでしょう。

運命の人物に出会うためには、出会いの量が必要。
とにかく名刺をたくさん配る。

異業種交流会では、質より量です。
金脈につながるビジネスパートナーを見つけるために、大切なのは「人物の質」ではないかと思います。
もちろん質も大切です。

名刺を、どこからどう取り出すかで、印象が決まる。

第一印象は、名刺を取り出す瞬間です。
名刺を取り出す瞬間は、すでに自己アピールの一部です。
一瞬ですが、大半の印象が決まります。

自己紹介の目安は、1分。

人との出会いでは、第一印象が重要です。
自分のことをわかってもらうために、やはり自己紹介ですね。
異業種交流会では、自己紹介の連続になります。

異業種交流会とは、営業だ。

異業種交流会は、営業です。
営業を思い出しましょう。
営業は、自社の商品を消費者にご提案することです。

恥ずかしいのはお互いさま。
何も恥ずかしがることはない。

異業種交流会では、面識のない多くの人と出会うことになります。
やはりまず気になるのが、恥ずかしさです。
面識のない人とたくさん会うことになるので、恥ずかしさがネックになります。

居心地のいい今の人間関係で、満足していませんか。

人間は、新しい環境の変化が苦手です。
「今のままの人間関係でいい。別に困っていることもない」
大きなトラブルを抱えることがなければ、現状維持でいいと思います。

印象に残りやすい名刺は、必要。

異業種交流会では、短時間で数多くの人物と出会うことになります。
名刺交換のオンパレードです。
「初めまして。よろしくお願いします」を何十回、何百回と言います。

異業種交流会は、ただ話を聞くだけでも意味がある。

同じ業種で同じ仕事を毎日続けていると、知らない間に人間は偏ります。
性格も、考え方も、発想も、人脈も、すべてです。
仕事は専門だからこそいいのですが、その専門で集中するがゆえに、周りが見えづらくなることがあります。

服装は印象に残らない。
印象に残るのは、表情だ。

「できるだけ好印象のために、ビジネススーツを着ていこう」
異業種交流会の当日、ほとんどの人はビジネススーツを着ていくことでしょう。
それは自然な考えです。

積極的に人と出会いにいかないと、ビジネスも拡大できない。

異業種交流会に参加して名刺交換をしていると、ふと気づいたことがあります。
異業種交流会の参加者は、自営業やビジネスを立ち上げている人が多いのが特徴です。
名刺を交換すると「代表取締役」や「代表」という役職が目立ちます。

これといった成果がなくても、経験という成果が残る。

「異業種交流会に参加したけど、得られるものは何もなかった」
「気の合う人がいなかった」
「これといった情報は得られなかった」

異業種交流会に出席する人は、積極的な人ばかりだ。

異業種交流会で出会った人とは、話が弾みやすく、仲良くなりやすいという傾向があります。
そもそも消極的な人はほとんどいません。
なぜでしょうか。

「全然話が合わないな」と思うのではない。
「全然わからない話で面白いな」と思う。

懇親会・親睦会・忘年会など、社員同士が集まる交流会があります。
同業者同士なら、お互いの共通点があるので、話が合いやすいものです。
しかし、交流会の中でも、異業種交流会になると別格です。

異業種の人と真剣な交流を求める気持ちが強いほど、参加費用が高いものを選ぼう。

交流会の参加費用には、値段の安いものから高いものまでいろいろあります。
中には、参加費用が無料のものまであります。
こういうとき、参加費用ができるだけ安いものを選んでしまいがちです。

騙されることを、必要以上に恐れない。

ビジネスは、ギブ・アンド・テイクが基本です。
ですが、多くの人がテイクばかりを求めています。
ある一定の確率で、騙す目的で近づいてくる人がいます。

「いいな」と思える手本と出会うためには、出会いの量が必要。

異業種交流会に出席すれば「この人は印象がいいな」という人を探しましょう。
これは直感でかまいません。
あなたがそう感じるセンサーで結構です。

一度も経験したことがない人に限って、交流会に批判的。

「異業種交流会は苦手」
そういう発言をする人に限って、お決まりのパターンがあります。
まだ一度も経験していないのです。

じっとしている人に、よい出会いはやってこない。
よい出会いは、動く人にやってくる。

出会いには、法則があります。
「じっとしている人によい出会いはなく、よい出会いは動く人にやってくる」ということです。
自分から積極的に出会いを求めるなんて、出会い系サイトのようで、かっこ悪くて危ないと思います。

電話番号やメールアドレスだけでは足りない。
自分のことを詳しく紹介したウェブページが必要。

交流会では時間の都合で、コミュニケーションの時間に限りがあります。
交流会が終わって名刺の整理をしていると「もう少しこの人のことを知りたいな」と思うときがあります。
そのときに、簡単にアプローチできる方法が用意されていなければなりません。

品定めをされるような目で見られることに、不快感を抱かない。

異業種交流会では、多くの人から「品定め」をされているような目つきで見られます。
自分が商品になったかのように、相手からいろいろと見られたり聞かれたりされます。
スーパーで商品を買うとき、商品の性能や機能をまじまじ確認したり比べたりする状況に似ています。

「利用してください」と思うと、人とたくさん出会える。

「利用されるのが嫌だ」
そういう人は、人と出会えません。
人間を物として扱っている気がします。

交流会が終わってすぐメールを送るから、意味がある。

交流会が終わったら、その日の仕事はそれで終了ではありません。
交流会が終わってからも、しなければいけないことがあります。
交流会が終わるやいなや、名刺に書いてあるメールアドレス宛てに連絡をしましょう。

メールは、あえてテンプレートを使わないほうが、出会いを大切にできる。

交流会が終わった後、名刺交換をした人から数多くのメールをいただきます。
これが面白いのです。
不思議です。

抽象的なお礼のメールは、嫌われる。

交流会が終わった後、メールでお礼を出す人も多いはずです。
このメールは大切です。
第一印象は出会ったときですが、ここで第二印象が決まります。

最初から大当たりを狙わない。
運命の出会いは、数をこなした人だけに訪れる。

「異業種交流会で出会っても、ほとんどの人と連絡を取らなくなる」
異業種交流会に参加した人が、後でよく漏らす愚痴です。
実際、これは本当です。

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