ブロウライナーには、眉を描く正しい順番があります。
正しくは、眉山から眉尻にかけて描いた後、眉山から眉頭にかけて仕上げます。
手と眉がかぶらないので、眉の全体を確認しながらラインを引けます。
さて、最後の仕上げがポイントです。
最後に眉頭を描き終われば、おすすめの一工夫があります。
眉頭に引いたブロウライナーのパウダーを、薬指の腹を使い、鼻筋のくぼみに向かってぼかしましょう。
鼻筋をつなぐよう、眉頭の下に影を入れるイメージです。
力を入れすぎず、優しくそっと触れてぼかすのがコツです。
鼻筋にかけて、柔らかいグラデーションが決まります。
いつの間にか、美しいノーズシャドーになっているはずです。
鼻に影ができることで、鼻を高く見せると同時に、顔にも立体感が生まれます。
顔全体が引き締まって見えるようになるため、小顔に見せる効果もあります。
わざわざあらためてノーズシャドーをしなくても、ブロウライナーの最後の一工夫で、手軽に実現できるのです。