街を歩いていると、メイクがとびきり決まった女性を見かけることがあります。
やぼったい女性でも、メイクがうまく決まれば、絶世の美女へと変身できます。
「いいなあ。私もあんなふうにメイクができるようになりたい」
メイクの前提には、きちんとしたスキンケアが大切です。
スキンケアがきれいにできているからこそ、メイクの仕上がりもよくなります。
では、ここで、おすすめのメイク前のスキンケアをご紹介します。
メイク前には、スキンケアです。
顔をきれいに洗って、化粧水や乳液で保湿します。
一連のスキンケアを終えて、次にメイクに移ろうとしますが、ちょっと待ってください。
いきなりメイクを始めていませんか。
メイクを始める前には、清潔な手で始めるが基本です。
きれいな手でも、侮れません。
メイクをするときには、部屋の明るさが大切です。
カーテンを閉め切って、部屋の明かりだけでメイクをするのはよくありません。
暗い部屋でメイクをすると、メイクの状態が確認しにくくなります。
メイクに正しい順番はあるのでしょうか。
いいえ、メイクに正しい順番はありません。
好みの順番で仕上げていけばいいでしょう。
化粧のうまい友人がいると、とっさに聞いてしまう言葉があります。
「どこの化粧品を使っているの?」です。
きれいにメイクが仕上がっていると、化粧品の品質がいいからだろうと思います。
言い方を変えれば「メイクは芸術」と言えます。
絵画の感覚と似ています。
特に目元は、ほんの少し手先がぶれるだけで、失敗します。
一言でベースメイクとはいえ、幅があります。
ファンデーションだけではありません。
日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、コントロールカラー。
忙しい女性にとって、肌のトラブルはつきものです。
肌のトラブルは、吹き出物やしみだけとは限りません。
顔色が悪くなるトラブルを抱えることもあります。
「きれいだけど、何か変だ」
ときどき街を歩いていると、不自然な印象を受ける女性を目にします。
別に、とりわけ化粧が乱れているわけではないのです。
ファンデーションは、均一に、塗らないことが大切です。
均一に塗ると、立体である顔が平面になり、やぼな顔になります。
顔も一回り、大きく見えます。
パウダータイプのファンデーションでは、スポンジを使って塗ります。
問題は、適量です。
多すぎれば、つけすぎてしまう。
リキッドタイプのファンデーションは、手を使って顔に塗ります。
問題は、適量です。
「このくらいかな」と適当な感覚でと適当な感覚で、手に取っている人が多いのではないでしょうか。
リキッドタイプをつける際、指先を使うのがポイントです。
手のひらでファンデーションが温まることで、伸びと密着具合がよくなります。
また、指の関節ごとにあるしわが、物差しの目盛りの役目を果たし、直感的に量の確認がしやすくなります。
職場にいる同僚の女性と話をしているとき、ふと気づいたことがあります。
「おや。髪の生え際に何かついている」
最初は、ごみかと思いました。
にきび、にきび跡、しみ、目の下のくま、けがの跡。
肌の欠点を隠すとき、メイクでどのような工夫をしていますか。
顔の欠点を隠そうとするとき、ファンデーションで隠そうとする人がいます。
肌の欠点を隠すコンシーラー。
あなたがコンシーラーを選ぶ基準は、何ですか。
やはり品質や評判などを頼りに、選んでいるのではないでしょうか。
アイメイクは、順番によって、差が大きく現れるところです。
特に順番は決まっていないからこそ、人によって順番もまちまちです。
アイメイクを仕上げる順番を意識していますか。
「いたた!」
まつげの付け根を挟むつもりが、まぶたまで挟んでしまい、痛い思いをした女性も多いことでしょう。
メイクの中でも、失敗すると痛みを感じるところの1つです。
「まつげのカールがうまく決まらない」
その理由の多くは、ビューラーの当て方です。
ビューラーは、使い方が悪いと、すぐカールが緩んでしまいます。
リキッドタイプは、鋭い目元を演出するときに効果的です。
ただし、軽い力でもはっきりしたラインが引きやすい分、わずかな失敗も大げさに見えやすくなります。
しかも、液体状のため、失敗の修正が難しい欠点もあります。
まず前提として、ビューラーを使ってしっかりまつげをカールさせておきましょう。
またマスカラを使い始める前に、先にアイラインを仕上げておくことをおすすめします。
マスカラをつけた後、アイラインを引くのは、困難です。
マスカラをつけている最中、うっかりまぶたについてしまうことがあります。
指先を使って指でとろうとしますが、よくありません。
指でとろうとするとき、マスカラがにじみの原因になりやすく、せっかくのアイメイクが崩れやすくなるからです。
目元は、最も印象的な部分のため、アイシャドーにも気を使います。
アイシャドーは、目尻からの、シャドーの濃さの調整など、なかなか濃淡の微調整が難しいのです。
上級者なら、ダーク・ミディアム・ライトの3色を使い、立体的なグラデーションに仕上げることもできます。
眉毛を剃りすぎてしまい、怖い顔になった人を見かけたことはありませんか。
多くの場合、自分でそうするつもりはなくても、いつの間にかそうなってしまうものです。
厚化粧と同じです。
眉を描くとき、どういう順番で描いていますか。
眉を描くとき、顔の中心から外側に向けて描くことが多いのではないでしょうか。
しかし、これは、失敗しやすい描き方です。
眉マスカラは、塗り方によって、発色と持ち具合が変わります。
眉の生え方に沿って、眉マスカラをつけても、一応仕上げることはできます。
ただしこの場合、眉マスカラが落ちやすくなるため、もう少し工夫をしたいところです。
口紅を塗るときの口元は、どうなっていますか。
口を閉じたままリップを塗ると、唇の輪郭に沿って、口紅が塗りにくくなります。
口角も垂れ下がりやすくなり、うまくメイクをしにくい。
口紅は、難しいテクニックがなくても塗れます。
だからこそ、きちんと塗れば、差がつきやすい部分です。
唇の仕上がり方によって、口元の品格に大きな差が現れるものです。